政治

千利休から考える政治家のあり方

今日は千利休です。
有名な利休七則に没頭していた時期があり、今、あらためて噛み締めているところです。

1. 茶は服のよきように
2. 炭は湯の沸くように
3. 夏は涼しく冬暖かに
4. 花は野にあるように
5. 刻限は早めに
6. 降らずとも雨の用意
7. 相客に心せよ

1、茶は服のよきように
これは幼少期の石田三成が豊臣秀吉に出した三献茶が分かりやすいです。
1杯目は、鷹狩りの帰りだったので大きめの茶碗にぬるめのお茶を。これだとガブガブ飲めますよね。
2杯目は、1杯目よりも小ぶりな茶碗に少し熱めにして。
3杯目は、高価な茶碗に熱々で。

つまり、相手の求めるものからベストを考えると言う事ですよね。自分勝手な都合ばかりでなく、相手が「何を求めているか」をよく考えて内容を変えていく、今のコロナ対応で政治・行政に欠けてる要素だと考えています。

2. 炭は湯の沸くように
湯を沸かせる際に、最初の炭の置き方など準備の大切を教えています。お茶を点てるお湯というは、水を釜に注いで、炭を使って沸かしていきます。この事前の準備は客人からは見えないものですが、重要なポイントです。ここが疎かになると、うまくお茶に泡が立たないのです。

格闘技

今、じわじわと《ブラジリアン柔術》入会者増加中。

私は2019年に日本ブラジリアン柔術連盟の特別顧問に就任致しました

柔術は格闘技のイメージですが、打撃がないので誰でも安心出来る競技です。特に、キッズメンバーも急増中で、大人の新規入会者も各道場で増えています。最近では、芸能人や影響力のある経営者で柔術をやっている方が多くなってSNSでも「柔術に関する」投稿を見かける事が多くなりました。特に、柔術は「マット上のチェス」とも呼ばれ、かなり頭脳を使います。稽古中は普段の生活を忘れて汗をかき、頭もスッキリすると皆さん言っています。私の周りの上場企業経営者もしれっと道場の練習に参加したりしています。

政治

挑戦〜be a Risk Taker〜

私は今年を「挑戦〜be a Risk Taker〜」の一年にしようと心に決めた元旦でした。昨年7月4日の東京都議会議員選挙では多くの皆様のお支えを頂き逆風の中、当選させて頂きました。あれから半年近く、その重さを胸に議員活動に注力してきました。しかし、私の中には、まだまだ物足りなさを感じています。

私はメディアの立場から、この社会を変えたいという思いで政治を志し、政治浪人期間を経て9年前に都議会議員に初当選させて頂きました。常に「前へ」「改革」をモットーに活動してきました。政治家としての常識を踏まえず、自分の感性にまかせて動いてきたわけです。

政治

【両サイドから炎上!?】結局、酒禁止を強要しているのは国なのか?都なのか?

俺は馬鹿だ。馬鹿なりに愚直に動く。
本当に雰囲気作り、イメージ作りは怖いものです。アエラドットを受けて「川松は馬鹿」だの「川松は最低だ」とのリプやコメントが届いています。少なくとも、7月4日に都議選でお約束したのは、自民党候補者以前に、1人の政治家として「制度と制度の狭間で落ち込んでもがき苦しんでいる人達に光を当てる。納得できない政策ならば、私に出来る限り、納得と共感の政策説明をしていく。」という事です。この内容の街頭演説をYouTubeにあげていなかったので、今日中にアップします。

今日は最後にしますが、1日に経ってみて、更に重要な事に気付きました。
なぜ、私や小松都議が、広く公募する前に誓約書に気付かなかったか。それは都議選の真っ最中だったからです。落ち着いて、色々と点検していたら分かった話です。そこでです。という事は、この期間は「小池知事療養期間」という事になります。知事職を代行していた多羅尾副知事が、なぜ国基準以上に強める判断をしたのか、これは明らかにしなければいけません。というのは、現場から各情報が都知事よりも入るはずの副知事にも現場の空気感が伝わっていないなら、これはもう、都庁舎全体の都民への裏切りだと私は思うのです。

今日も現場視点で動きます!!

政治

東京を破壊する空気を一掃しなくては。【飲食店など現場の声と】

東京を1つにしたい、その思い一心で
連日、政治への民衆の距離が離れていく、そんな危機感を抱き警鐘を鳴らし続けています。勿論、言うだけでは何も変わらないので、様々な角度から事態打開に向けて努力を重ねる他ありません。にしても、今回の緊急事態措置というか基本的対処方針で様々な措置が盛り込まれています。飲食店への協力要請も「酒類の提供をしないように」と戻ってしまいました。

それでも、この間は、都内の至るところで時短要請は受けない、酒類は提供するというお店が多かったという報告を受けています。その理由は様々ですが、往々にして「協力金では足りない」という固定費を稼がねばならない店舗の実情があると考えています。額が足りないという事もさる事ながら、協力金の支給が遅いのも「飲食店が要請を聞けない」理由の1つであるとも言われます。この協力金の支払いが遅いという指摘に対して、小池知事は9日の記者会見で「4月分の協力金については9割処理済みになっていますし、はっきり申し上げて、他の都市よりスピード感をもって対応してきていると思う」と極端な反論をされました。

私は、協力金の体制について、常に東京都が強化をしているのは理解しています。実際に、遅くなってしまっているケースのほとんどが書類不備などの審査上の課題があり遅くなっている、或いは保留となっている場合が多く、小池知事の言葉自体に間違いはないのかもしれません。ところが、この反論の様子を見た私は「本当に現場視点なんだろうか。」と疑問を呈さざるを得なかったとも思います。