挑戦〜be a Risk Taker〜

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・41歳)です。

1年のテーマ
令和4年の新年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は今年を「挑戦〜be a Risk Taker〜」の一年にしようと心に決めた元旦でした。昨年7月4日の東京都議会議員選挙では多くの皆様のお支えを頂き逆風の中、当選させて頂きました。あれから半年近く、その重さを胸に議員活動に注力してきました。しかし、私の中には、まだまだ物足りなさを感じています。

私はメディアの立場から、この社会を変えたいという思いで政治を志し、政治浪人期間を経て9年前に都議会議員に初当選させて頂きました。常に「前へ」「改革」をモットーに活動してきました。政治家としての常識を踏まえず、自分の感性にまかせて動いてきたわけです。時にテレビ的なパフォーマンスだと言われても、それこそが「正解」への近道なら批判されても突き進む覚悟で取り組んできました。そこには、政界の常識、政党の常識、議会の常識を飛び越える事も沢山あったはずです。しかし、私が目指すのは本格政治家です。芯がなくフワフワするような政治家は私も嫌いですから「軽い」と揶揄されても気になりません。「郷に入れば郷に従え」という先人の哲学を片時も忘れる事なく、実は一番保守的なラインに軸足を置いて、昨日よりも今日、今日よりも明日と「前進」を選んできたのです。

昨年の都議選最終日・心1つに



「令和・風の時代」の政治家像
おそらく、コロナ以前であれば議会や役人とコミットしていれば、それなりの政治家としての姿を描けたかもしれません。でも、コロナは価値の転換を招きました。それ故に、政治家は年齢、性別、職業、性別、居住者県などで細かく分類された多岐に渡る困り事、必要事項に目を向けなければ安定の社会を示す事が出来なくなりました。私は令和3年(2021年)は行政が突然に「酒類の提供自粛要請」を出した4月に正にパラダイムシフトが起こったと認識し、為政者と現場の空気感の乖離を埋める事に没頭したのでありました。

前年20年にはエンタメ業界、イベント業界の底を守るためにとクラブイベントなどにも協力させて頂きましたが、コロナ感染拡大を念頭においた行動自粛、時短要請にはなす術が無く、議員として困っている人を助けられないジレンマに陥って複雑な思いでした。でも「多くの声なき声」を「確かな声」にするのは自分の使命だと思い立ち、今まで政治と接点の無い業界や若年層を中心とする人々に会い続けた一年でした。本来であれば、SNSやYouTubeでご縁のあった全国の方々と直接お会いし空気感を認識したかったのですが、長く続いた宣言の為、年末のわずかな期間しか行動する事が出来ませんでした。

コロナ対策特別委員会での様子(川松真一朗TVより)

原点回帰
私が2001年にテレビ朝日アナウンサーの試験で受かった時に自分につけたキャッチフレーズは「千のアンテナを持つ男」でした。小学生の頃から、興味を持てば一直線に何でも調べたり体験してきた私です。この原点に戻ろうと思ったのです。

私はYouTubeを駆使したり、メディア出演を大事にしているので政治家としては一風変わっていると内外から思われているでしょう。それは間違いないのですが、一番は「一人でも多くの方が政治に興味を持つ社会」を目指しているからです。地上波、BS、CS、ネットを問わず出演機会があれば、その都度、議会の生の議論を見て頂きたいと述べています。当然、政策には全体最適と部分最適があります。例えば私は取り上げるネタにはニッチな事もありますが、それでも多くの方が後で聞いても理解しやすいように、かなり工夫しながら質問をしています。それに対する役人も力量、個性など多士多彩で「面白いなぁ」と思う事もあれば、「役人答弁しかできないのか!」と心の中で怒ったりしています(笑)

ただ答弁を引き出せないのは、自分が悪い。質問が悪い。役人の心を動かすエッセンスが弱いのは自分の調査が甘いのだと戒めて試行錯誤して課題に取り組んできました。私が今回所属している総務委員会では、年度内に「同性パートナシップ条例案」を議論する予定でもあります。こういうのも、どれだけ多くの方と話が出来るかだと思っています。他県や各区市町村の状況を確認する年初の動きになりそうです。

東京MX TV「田村淳の訊きたい放題!」は1月1日から放送(番組twitterより)
昨年は局アナ時代に目標としてきた元朝日放送の宮根さんとも掛け合い(ミヤネ屋放送画面)

誰も真似できない自分スタイル
だいぶ、文頭から話が長くなりましたが、今年は「議員の仕事に枠は無い」として、誰とでも会うし、何でも体験する一年にしていきたい考えています。例えば2019年に私は日本ブラジリアン柔術連盟の特別顧問に就任しました。が、いつも来賓として会場に足を運ぶだけでしたが、それでは「政治家あるある」の名前だけの名誉職では説得力が無いと悩んでいました。やるからには、基本くらいは抑えたいと思っていましたが昨年秋より道着に袖を通し体を動かしています。どうしても時間が取れないので、早朝や夜間帯しか道場に行けませんが、自分自身が柔道有段者としても精神統一の為にもプラスになっています。柔術は少しずつ相手の防御を崩す為、パズルのように自分の体を動かしていきます。これが政策課題の解決について、頭の体操にはピッタリだと考えています。

レインボータウンFMは毎週土曜夜9時から生放送、10時からはYouTubeライブ


これは体験型ですが、幸いな事にYouTubeチャンネルもあるので、こちらでは「化学変化」が起こるような対談企画を打ち出していきます。ぜひという方がいれば自薦他薦をお待ちしています。経済、ジャーナリスト、アート、スポーツ、エンタメなんでもいいと思っています。さっそく、この企画第一弾を来週に収録予定です。

とにかく新しい時代に選ばれる政治家像を模索して精進していきます。
皆様のご支援をお待ちしております。

令和4年1月13日
川松真一朗拝

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