なぜ、私は戦うのか。「東京を絶対に枯らさない!!」【都議選・墨田区選挙区】

この選挙、最後の個人演説会
皆様こんばんは 改めまして東京都議会議員選挙を戦っています川松真一朗です。この選挙戦、最後の体育館での個人演説会を開催しました。多くの方に私の思いを届けたくて、全文を文字起こし致します。

今日はこの様に二葉小学校体育館、コロナ禍、そして雨の中多くの皆様方にご参集いただきまして本当にありがとうございます。私自身はコロナもありますし、こういう集会を選挙戦にやるのはどうなのかな?とやるのをずっと悩んでました。でも山本亨区長が4年前の選挙、この金曜日、この二葉小学校の体育館で演説会をやらせていただいて、あの時も、もう当落スレスレか、むしろ圏外だと言われていたけども、当時の菅官房長官においでいただいて皆さんと心一つにしてここから盛り上げて、最終盤を盛り上げたのだから絶対やるべきだ、と山本亨区長から御助言頂きました。

ですから山本亨区長と一緒に感染対策だとか椅子の間隔だとかを色々と計算をしてその中で皆様方にご無理なさらない範囲でということで今日お声がけさせていただいた次第です。

先人の哲学を胸に
先程、冒頭に岸田文雄代議士、私もずっと色々とご相談させていただいておりますが、岸田さんからもお話がありました。岸田さんは今、宏池会という自民党の中の政策集団の会長なのですけれども、この宏池会の過去の会長に大平正芳先生がおられます 大平さんが「政治とは何か?」と聞かれた時に、こう答えました。『政治とは明日、枯れる花にも水をやることだ』、明日枯れるかもしれないお花に水をやりつづける これが政治なんだということを我々、後世の人間に残しました。今私、この言葉がコロナの中でずっと胸にあるんです。

納得と共感の政治を目指して
この一年半も続くコロナの中に色んな課題があります。
私もこの選挙戦、金曜日からずっと歩いてきました。色んな方とお話をしてきました。当然色々な公園で座っている方たちにお話をしますから「自民党頑張れよ」って言ってくださる方もいれば、「お前ら何やってるんだ、こんなに苦労してるのに自民党ふざけるな、政治家はなめてるのか」って厳しい言葉も投げかけられて、大体半々ですかね、その状況の中でこの1週間過ごしてきました。よくわかるんです、よくわかるから、私はこの一年半の間、色々なことをやってきました。 

今だってそうですよ。4月25日から緊急事態宣言が突然出ることになって飲食店はお酒を出しちゃいけないって言われました。私は小池都知事にも政府にもお酒を出しちゃいけないというルールを作ることはよくわかります、でもルールを一方的に押し付けるのは本来の在り方じゃないでしょうと。何故お酒を出しちゃいけないのか?何故夜8時に家に帰らなきゃいけないのか?

納得と共感を多くの皆様方にいただかなければこの措置って失敗するんじゃないんですか?ってことを言い続けました。そもそも1月2日に一都三県の知事が西村大臣のもとに行き、緊急事態宣言発出の要請をして年明けからずっと緊急事態宣言だったり段階的緩和措置、まん延防止等重点措置そして緊急事態措置から今、まん延防止等重点措置なんです。

半年以上続いていて自粛疲れもあります。コロナが長期化する中でみんな疲弊しています。 
どうして、この、街場の気持ちがわからないんですか?これを党本部の岸田先生を始め、多くの重職の皆様々にも話をしてきましたし、そして役人の知事だけでなく副知事だとか担当局長だとかどこ見て仕事をしているんだ、ということをずっと言い続けてきたんです。

知事からお願いをする、政府からお願いをする、わかりますよ。でもお願いする以上、やっぱり丁寧に説明をして、そして皆様方が納得した上でこの措置に向かうから「短期集中」という言葉があって早く措置が収まるんじゃないですか?そういうことを言い続けてきたわけです。

説明、責任がたらい回しになっている世の中
小学校、中学校、活動を制限されました。お子さんたちの一年、二年とても大きな一年だと思います。子供たちの体力が今落ちています。この子たちの未来をどうするのですか?教育委員会と私は戦いました。部活動がダメだっていきなり言うんです。体育の授業でサッカーやっているのに、サッカー部のクラブ活動はダメだって言うんです。なんですか?と。

授業のサッカーとクラブ活動のサッカーと感染拡大防止で何が違うんだと。そういうことを、あなたたちが説明しないからこっちの活動は抑えてオリンピックやるなんてふざけてるって怒られるんだよ、と。誰の責任なんですか?と教育委員会に言うと『これは国が決めました』『東京都が決めました』いや、『現場の校長です』 誰も責任を取らないんです。

東京を1つに
大人たちが誰も責任取らないんです。そういう意味において私は今こそ、このコロナの中だからこそ、一つ一つ責任を持った人がそれなりのポジションに立って、そして、それは辛い決断があるかもしれません。時に皆さん方から非難を受ける決断かも知れません。でも将来に渡ってこの地域や墨田区や、東京や日本が良くなるという決断だったら今いる校長先生だろうが教育委員長だろうが都知事だろうが皆、決断できるんじゃないですか?これを私は都議会の場で一人、自民党を代表してとかでなくて、私、一議員として都民の皆様から選んでいただいた議員として発言をしてきました。 

この皆さん方と、政治と行政の距離、こんなに離れています。どんどん、どんどん離れていきます。気づかないのは今いる政治家や官僚なんです。私はもう一度皆さん方とこの政治と行政の距離を戻して、そして、このコロナ禍で色んな皆さん、溜まっている中で言葉もキツくなっている。私が街を歩いて色々と厳しい言葉を浴びせられる。わかるんです。でも皆んな偏っている、両極端になり過ぎています。日本はそういう国ではないはずです。私たちのこの下町の、文化とはこういう文化ではないはずです。色んな人たちがいて色んな意見があって、でもそれは、一つの船に乗った上で、それは医療が大事だよ、感染対策するのだったらずっと家に居なきゃいけないよ。でも飲食店大変なんです。この人たちの気持ちをどうしますか?同じ船に乗らなかったら、この国はおかしくなりますよ。それが今私が選挙戦で訴えている一番大きなポイントです

これから色々なことが起きると思います 墨田区モデルというのは、色々な方にご評価いただいていますが、私と山本亨区長といつも、話しているのは何も特別なことはやってないということです。当たり前のことを当たり前にやってきた結果、墨田区モデルと呼ばれてるのです。

例えばワクチンが16歳以上すべての方に接種券を、発送できたのは全国で一番早かった 何故これが出来たのか? それは12月1日、日本にいつワクチンが来るかわからない時点でもう、山本亨区長はワクチン接種担当部長を設置しました そしてそこに選挙管理委員会のメンバーを、集めました 今選挙の投票券の案内が皆様のところへ届きましたよね?れと同じ仕組みでワクチンの接種券配ればいいじゃんと、チームを作りました。

計画を私や山本亨区長は他の地域から『また墨田区、山本、川松でパフォーマンスやってるよ、またワクチン使ってなんかやってるだろう』って結構冷ややかに見られました。でもいいじゃん、準備だけなんだから、計画だけなんだから、今ここにおられる樋口敏郎当時の議長も含めて皆んなでやったんですね。でも他の自治体は出遅れた結果、年末年始どんどん感染拡大していきます。の前の新規陽性者の対応に追われる。 

墨田区はもう出来てますから、いつでもワクチン来てもいいですよ。そりゃ最初に数がまとまってドンと来ますよ。そうしたらどんどん、どんどん、早く早く、ワクチン接種が進んでいって65歳以上の高齢者の方は現時点で85%の方はもうワクチン打ってるんです。次は16歳以上の方がどこまでいくかというとこですが、日本全体だと11月末或いは12月くらいまでかかるだろうと言われてます。

描き出すアフターコロナの世界
日本全体は冬にならないと、12月にならないとアフターコロナ、コロナの先の夢や希望を語れないんです でも墨田区はもう、夢や希望を語れるところがもう目の前に見えてます。そのことを区長は全くアピールも何もしません。コロナにおいてどれだけ日本の政治家が「私がやってますから」「こんな事やってますよ」ってアピール合戦をしてきたか。アピール合戦してもこの一年半何にも収まらなかったじゃないですか。

だから私は基本に立ち返って今、ここにおられる皆様方の安全安心をどう守っていくのか。この視点に立った時に そりゃ難しいことをやらないで先手先手、二歩三歩先に、やるのは当たり前でしょうと。今やその墨田区のやり方というのは、東京中だけでなくて全国の皆さんが参考にしようとしていただいています。

でも区長は全く自慢気に話しません、全くアピールしません。これが私と区長が考える政治の基本姿勢だと思っています。当たり前のことを当たり前にやりましょう。私都議会で公営企業委員長というのを皆さん方から当選させて頂いてこの任期でやらせていただきました。水道局とか、下水道局を所管してるんです。蛇口を捻ったら水が出る。当たり前の世界です。でも「蛇口を捻ったら水が出る」ためにはずっと24時間365日我々ずっとメンテナンスしているのです。止まっちゃったら大変です。止まったら、初めて危機になるのです。私たち政治の仕事というのは、危機を皆さん方に与えてはいけない、皆さん方に見せてはいけない、皆さん方が朝起きて夜寝る、そうしたらまた次の朝がくる、当たり前の日常を過ごせるのが政治の仕事だと思っています。

当落線上の攻防!・川松真一朗
そんな中で選挙戦終盤を迎えました。先程から言われているように大変厳しい選挙戦としてこの終盤に入ってしまいました。完全に私の不徳の致すところで苦しい選挙です。
これだけ小池都知事にも自民党にも他の党にも言いたい事を言ってきました。そりゃ敵ばっかりです。この1週間やってきましたけれど、体も大きいし、声もデカイし、偉そうだし、顔も怖いし だからお前選挙弱いんだと1週間言われ続けてきました。直したいけど直せないんです。黙っていられないんです。これがおかしいと思ったら、見て見ぬふりをするのは優しさじゃないと思っています。敢えて、敢えて、辛い指摘をして役人の皆さんとバチバチやるのも政治の責任だと思っています。

区長と私がいつも一心一体、二人三脚で歩んできたと言っていますけど、ずっと仲良し子よしじゃないですよ。このコロナ禍だって相当ケンカしてます、言い合っています。成人式をやる・やらないだって『区長、成人式本当に止めるんですか?成人の皆さんの気持ち考えているんですか?』そういうやりとりをしてきました。でもそれは、全て最終的にはこの地域の皆さんの安全安心のためになるのか? そこに行き着くのです。

皆さん方最終最後まで是非お声がけください。その選挙情勢なんて私は信じていません。四年前も落選すると言われた川松は、ここの場で皆さん方から大きな風をいただいて、逆転の勝利を掴みました。調査してます、でもまだ4割の方が投票を誰にするのか決めていません。選挙というのはお願いされないとなかなか行かないそうです。

今日お集まりの皆さん方が 一人、二人、三人、四人 今日と明日お声かけください『今度の選挙は川松』『川松真一朗』川松、川松真一朗とお声がけください。そして、反応がよかったら『あなたも同じように四、五人に声をかけて』と頼んでください。

私の心からのお願い
これは私のためではないと思っています 皆んなで、皆んなでこの墨田区を盛り上げていくために 先程言いました 墨田区はどこの自治体よりも早くコロナの先を描けるのです。こういう権利を私たちは持っているのです 今までは医療、コロナ対応、これで墨田区モデルと言われました。

今、皆様方の力をいただいて、
夢や希望や光を取り戻していく、
夢や希望や光はここから発信していく、
夢や希望や光はこの墨田区から東京中に日本中に広がっていく、『墨田区モデル』を一緒に作らせてください。そのためにこの選挙戦、最終最後まで戦い抜きます。


そして最後に皆様方にお約束させていただきます冒頭、お話をしました大平正芳先生、明日枯れるかもしれない、枯れる花にも水をやると言いました。

皆様方が支えてくだされば、この墨田区を、この東京を、この日本を絶対に私は枯らすことはありません どうか皆さん 最終最後まで宜しくお願い致します。今日はありがとうございました。

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