今年予定されている事。

こんにちは。

さて、今年は政治カレンダー的には4月に統一地方選挙があり、墨田区でも区長選挙、区議会議員選挙と行われます。私達の同志も数多く立候補予定でして、是非とも一人でも多くの皆様に応援して頂けるように政策を練りながら年末年始を過ごしました。

とは言え、私の立場は東京都議会議員であり、都政にまつわるカレンダーも紹介していく必要があります。来月には2020オリンピック・パラリンピック組織委員会と東京とは開催基本計画を策定します。年末12月25日には東京都の長期ビジョンを公表したわけですが、いよいよ2020年大会の概要が見えて参ります。

私がこだわる教育関連では、4月にいよいよ都立国際高校に「国際バカロレアコース」が開設されます。これは私が都議会議員になる前から、東京都教育委員会が進めてきた事であり、自分自身も本会議での質問含めて、議会内外で積極的にバカロレアの必要性を訴えて参りました。日本には、前例があまりないバカロレアプログラムにおいて、私もここ数年、研究を重ねるに当たり苦労して参りました。最近では下村文科大臣もバカロレア認定校を大きく増やすという政策を推進しています。

じゃあ、バカロレアは何なのか?というと、これは「自ら探求する人」を育てるプログラムです。社会には様々な課題が山積しています。そういった課題を発見し、独自の論理で課題解決していく力を養成していくプログラムです。
よく「英語教育」と勘違いされていますが、全く異なります。そもそも、スイスにある財団が認定しており、公式言語は英語・フランス語・スペイン語です。まもなく、サブ的に日本語も加わっていく見込みになっています。ですから、英語を教える為のプログラムではなく、あくまで公式3言語のいずれかを使って、考える力を身につけていくという事になるわけです。

その中で、必ず母語の能力も問われる事になっており、都立国際高校で英語の授業を行ったとしても日本語の能力も相当な力を求められていると言えます。

よく日本の受験勉強になれてしまった保護者の方と話していると不安がられる方もいます。というのは、例えばドリルのようなものをひたすら解いて行く問題や、公式を覚えて当てはめていくような問題はありません。自らがそれまでに学んだ知恵を総動員して、問題を解くスタイルなのです。国際高校でも教員の確保、養成には大変な作業があるかと思います。しかし、世界で成功者が沢山出ているプログラムで、この教育を受けて世界の有数大学に進む生徒は少なくありません。過日も、知人のセネガル人の息子さんが米国有名大学に進みました。

私が尊敬する前刀禎明さんとも正に、このプログラム実践というか真のグローバル人材を養成するにはどうしたら良いかという議論をすると時間が平気で何時間も経ってしまいます。

私のライフワークの一つである教育については、他にも進んで行く事があると思います。2015年、自分自身も常に学び続けていく姿勢を忘れず努力あるのみです。

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