おはようございます。
国会は最大幅の延長が決定され、今年の夏は政治が動く夏になりそうです。
安保法制議論は与野党が中身の濃い意見を出し合う事で、国民にとってベストな方向性が見えてくるはずであると信じています。
ところがです、中々限られた紙面や限られた放送時間では十分に国民へ浸透しないのではないかと思ってなりません。
憲法学者が「違憲」であるという見解を述べた場面は6月4日の衆院憲法審査会ですが、ここを機に節目が変わったとと一般的に言われています。
まず、さまざまなメディアを通じ、識者・評論家の意見を聞いておりますが、中には「憲法審査会」と「憲法調査会」を混同されている方もおりました。
あくまで、
「憲法審査会」
↓
常設的な機関であり、日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査するもの。(衆院ウェブサイトより)
「憲法調査会」
↓
日本国憲法について広範かつ総合的な調査を行い、調査の経過及び結果を記載した報告書を作成し、議長に提出することを目的として国会の各院に設置され、活動期間は5年をめどとされていました(平成12年1月設置、17年4月に報告書提出、19年8月に国会法改正により廃止)。(同サイトより)
似て非なるものですが、調査会は憲法そのもの調査であり、審査会は憲法だけでなく密接に関連する法律の審査をする場となります。
一応、念のため記しておきます。
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