東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・40歳)です。
お一人お一人の声を政治へ反映
先週25日に告示を迎えた東京都議会議員選挙・墨田区選挙区も、すでに終盤に差し掛かりました。一方で小池百合子知事が直前に体調を崩され静養中でしたが、ようやく退院されたと伺いました。政策論の違いはあれども、共により良い都政の実現を願う一人として、一日も早い快復と公務への完全復帰を願っております。
この選挙期間ですが、これまでの4年間、そしてこの先の4年間に対する思いを訴える間にも、皆さまからは沢山の温かいご声援、そしてより多くの自民党、都政への厳しいご意見をいただいております。わが墨田区で圧倒的に多いのは「コロナ対策の今後」、開催を目前に控えた「オリンピック/パラリンピック」、そして「経済対策」です。
その中でも本日は皆さまへ、墨田区発で訴えたいコロナ対策「墨田モデル」について触れたいと思います。コロナ対策における「墨田モデル」はすでに各種メディアでも報じられておりますが、墨田区と民間病院が連携し、区内で完結した受け入れ態勢を整えることにより「入院待ちゼロ」を実現しました。またワクチン接種についても他の区市町村と比較してハイスピードで実施率の向上を図っています。
その概要については私のYouTubeチャンネル「川松TV」でも山本亨・墨田区長との対談で明らかにしています。
墨田区長の挑戦!街づくりにも「墨田モデル」
インタビューの中でも山本区長が語っているように、行政が「墨田区のコロナ対策は、こうだ!」というビジョンを描き、それを職員の皆さんや地域医療を支える皆さんと共有し、スピード感をもって取り組むことができた。
そのことが何よりも大きいと思います。
8年前の都政初挑戦から、私は「墨田の声で、都政を動かす」これを合言葉に全力で取り組んできたわけですが、今回のコロナ対策の成果を墨田区だけに留めておくのは勿体ない。
墨田区から東京都へ、そして東京から全国へと広めるべきだと思いました。そうした想いを打ち明けたところ、メディアに基本的に登場されない山本区長にも出演を快諾いただき、「墨田モデル」を一緒に広めていこうということになったわけです。
この流れは選挙期間中にも、もっともっと加速させて行かなければなりませんが、動画では伝えきれていなかったことがありました。選挙戦のさなか、それに気づいたというのが正確かも知れませつい先日ですが、旧知の高橋大輔さん(尾崎行雄記念財団研究員)がエールと共に「ライトスタッフ」という過分のコメントを寄せてくれました。https://agora-web.jp/archives/2052013.html
私がそうだというつもりもなく何とも面はゆい限りですが、この墨田モデルが一定の成果を上げているのには間違いなくこの「ライトスタッフ」が関係している。改めてそう感じます。
正しい道を進む「都政に正論!」
「ライトスタッフ」は1984年にアメリカで公開された映画で、有人飛行ではじめて音速の壁、いわば「見えない壁」を突破することに成功したパイロットたちの物語です。
タイトルにもなっているライトスタッフ(Right Stuff)は、「己にしかない、正しい資質」を意味します。
墨田モデルの成果は間違いなく、区民の皆さん一人ひとりの「ライトスタッフ」に支えられて成果を上げている。ここは区内外の皆さんにも、改めてお伝えしたいと思います。長びくコロナの影響で、誰もが疑心暗鬼になっています。そして不安に駆られています。
そうしたときに迷いを断ち切り、前に進めるのは何かというと、一人ひとりが自身の「正しい資質」を信じ、感染拡大の防止に努める。そしてそれを身近な仲間と共有し、ゴールに向かう。システムづくりや運営ノウハウに負う面はたしかにありますが、まずは政治が区民の皆さん、都民の皆さんを「信頼する」ところから始まると思うのです。
私は皆さんを信じ共に進みたい
静養中の小池知事には耳の痛い苦言かも知れませんが、現在の都政における感染防止対策や事業者支援策は、もっと都民を信じてよいのではないでしょうか。事業者の救済や支援に関しても、都庁vs都民という構図ではなく、両者がスクラムを組んで一緒に頑張って克服しましょう。日々苦しむ皆さんの悲痛な叫びや慟哭を排除することなく、そういうメッセージがもっとあっても良かったのではないか。そう思います。
政治が有権者を信じなければ、その政治が有権者から信じられることは決してない。
この4年間のみならず、政治の道を志した10年前から一貫してそう思います。
だからこそ私は、有権者の皆さんを信じます。一緒に墨田区の、そして東京都の未来を作っていける。そう確信しています。9日間の選挙戦も残すところあと数日ですが、最終日まで全力で私の考えや想いを全力で皆さまにうったえて参ります。
墨田区民の皆さま、東京都民の皆さま一人ひとりの「ライトスタッフ」を信じ、このコロナ禍という見えない壁を一緒に打ち破りたい。いや、かならず打ち破る。
そうした覚悟で、全力で取り組んで参ります。
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