【新市場】今、やれること。

おはようございます。東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

 

今日も豊洲新市場について触れておきます。まず始めに言っておきますが、昨日のブログで私は「移転は不可能だ」と指摘したわけではありません。ご意見のメッセージがありましたが、あくまで、都民の皆様へとお約束をしたモニタリング調査とその中身について携わってきた私達が前言を撤回して「食品は安全」だという専門家会議座長の言葉という錦の御旗を振りかざすのは出来ないだろうという考えです。

 

今、出来る事は79倍という数値が出た9回目の調査方法の正確性と8回目までの詳細調査は必須です。同時に、何らかの原因でたまたま「一地点」にだけ数値が出たのかという現状認識も重要です。今回のような場合では、東京都下水道局が不定期な抜き打ち検査という形で排水を調べているはずです。もしここで「何か異変」があるならば、もっと早くに知らされてなくてはいけません。ひとまず現在のところ、そういった状況にはないようです。

 

また、私は先の見えないままのペンディングは、関係者中心に市場利用者全体が不安感を持ち続けるだけで皆さんのモチベーションにも影響します。私のところにも「築地の安全と比較すべき」だという声も届きます。しかしながら、今、実際に築地が動いていて、多くの生鮮食品が人々の口へと届いている現状も考慮すると私はその手法がしっくりきません。むしろ、築地整備という30年余に亘る議論の過程では老朽化等の問題提起がなされてきたのです。それを受けて、各所で動きがありました。築地現地再整備か移転か、都議会でも両論併記という結論に至るのが難しかったわけです。

 

などなどのここに至る過程も昨夏の都議選以降に振り返ってきたのですが、ここで更に気持ちを引き締めた次第です。今、私がすべき最善の策は何なのか。関係者、関係各機関と情報、状況の分析をして議論していくことしかありません。

 

 

 

 

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