東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・41歳)です。
10月10日はスポーツの日。1964年の東京オリンピックがあったことなどは忘れられてしまっていますね。
昨日はアジアをリードする文化政策をどう打ち出すべきかを考えました。そもそも、税務の面で日本はアーティストにも、それを支えるファンの皆さんにとっても不利だと言われています。
私も様々な現代アーティストと話してきましたが、一枚ウン百万円と言われている絵も、税金やアトリエ家賃、画材料など入れると実はほとんど次の創作への設備投資に回す余裕はないんだよと。そうすると、税制優遇のある場所へ活動拠点を移しがちなんだと。でも、日本を代表して、日本のプレゼンスを高めたいというアーティストも沢山います。
私はそういった熱いハートも持つ芸術家たちの為にも、東京に「文化特区」を設置すべきだと主張してきています。よく、国家戦略特区を活用して様々な事業が展開されていますが、こういう視点で東京都が国に働きかけた事はありません。しかしながら、東京都現代美術館を持っている東京都庁舎の現場からは、この視点が大切だとよく声が出てきます。
税制の話になると、国のマターになりますが、文化事業のサスティナブルを視野に入れたら間違いなく文化集積拠点としての東京を確立させるべきです。悔しいですが、この点で韓国はアーティスト誘致なども含めて文化活動に活気があります。
そして、ビッグアーティストが地域の子ども達と交流する事で、次世代のアーティストを育てて行く事も出来ると考えています。制度を変えるには、一筋縄にはいきませんが、努力を重ねていきます。
2022年10月9日の活動記録
08:30〜ブログ作成
11:00〜陳情相談
15:00〜文化活動打合せ
20:00~英文資料
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