こんにちわ。
週末はお花見日和で墨堤の桜も満開でした。昨年は自粛ムードの中、向島の芸者衆が募金活動を展開されたりしていましたが、2年振りに本格的な墨堤のお花見が帰ってきました。
吾妻橋の水上バス乗り場には長い列。下の写真は到着した船ですが、見える人々は満員の水上バスの屋上にいる人々です。
墨田区側にも船着き場があれば、もっと墨田区にも活気が出てくるように思います。基本的に到着が浅草です。あの人混みの中でふと気付いた事があります。
観光客の皆さんは「浅草」のいるという感覚はあるが「台東区」にいるという感覚がないようです。他にも、「六本木ヒルズ」にいると思っても、「港区」にいるとは思わない。「国技館」にいると思っても、「墨田区」にいるとは思わないわけです。
そう考えると、浅草に来られた方々は墨堤の桜、東京スカイツリーも全て「浅草エリア」として頭に刻まれているのではないかと思うのです。とすると、東京スカイツリー開業まで残りはわずかですが、浅草起点ではない浅草や錦糸町含めた「東京スカイツリーエリア」としてのアピールや地位の確立を急がねばと思うのです。
そんな中で、従来発想、前例踏襲主義では新時代と向き合い地域発展をもたらせません。例えば、次の写真を見て下さい。
こちらは言問橋の袂にある工事中の公衆トイレです。墨田区内で新築中のトイレをご覧になられている方は少なくないと思われます。スカイツリー開業に合わせて綺麗なトイレを作っておもてなしをするというのは素晴らしい発想です。
しかし、その目的が如何であれ、おもてなしの心を持ってお花見に間に合わせて欲しかったと考えます。
こちらは言問橋の下に設置された仮説トイレです。この写真の中だけでも、並んでいる人がいます。工事中のものとは目と鼻の先にあります。
この時期に多くの人が訪れるのは誰もが承知の事でした。スカイツリー開業前から「公衆トイレが綺麗な」墨田区として評判が広まれば効果は絶大だったと思います。
こういう、自身の立場に置き換えてどんなニーズがあるのかを行政が考えられれば、もっと市民の為に動いている事をアピールできるのではないでしょうか。そんな行政を目指したいですね。
4月9日
iPhoneからの投稿
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