舛添知事誕生で見え隠れするもの。

東京都知事選挙は舛添要一氏に圧倒的な支持が集まり圧勝で幕を閉じました。

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前知事の金銭授受疑惑に端を発する都政の混乱は終焉を迎え、今週から東京都は大きく動き始めました。建国記念の日に当選証書を受け取った新知事は都庁幹部職員と早速都政運営に関してミーティング。翌日も続き知事会見では舛添カラーを感じます。

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とは言っても、あと一ヶ月半後には新年度が始まります。それまでに急ピッチで予算審議を仕上げなくてはなりません。既に知事不在の中で暫定の予算案が出されており、これをベースに議論が展開されて参ります。2月26日には第一回定例会開会を迎えますが、新知事がどのような気構えで議会に登場するのか注目が集まります。

ちなみに、初登庁となった12日は都庁前には都議会自民党三役をはじめ議会関係者も参加する中、多くの都庁関係者が盛大にお出迎えを致しました。

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その後、議会訪問もあり都議会自民党も全員集合で知事をお迎えした次第です。こういった様子はここ何回かの新知事誕生時には無かった話だそうで、議会が知事を、知事が議会を見ているという証左であります。
金銭問題だけが前知事の問題ではありません。前知事は議会を軽視されていたのか知りませんが、様々な案件において議会をスルーして独断で施策を強引に推し進めようと致しました。勿論、知事と議会の馴れ合いはいけません。あくまで、チェックとバランスの関係が我が国の法律に基づく地方自治の仕組みと向き合うべきです。

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この知事選をきっかけに都政に向ける目が増える事を願っています。それは都民の皆様だけでなくメディア関係者にもと思っています。

例えば、投開票日の選挙特番ではあまりに偏った解説者が画面に登場していました。メディアは基本的に為政者をチェックする性質上、どうしても「野党」的です。国会報道を見ていても自民党政権時代は自民党に厳しく、民主党政権時代には民主党に厳しかったわけです。勿論、コメンテーターの方々は「中立」さを保ち一線を越えないよう、しかし厳しい追及をするという気概です。

今回の選挙特番には、中立さを欠く姿勢、更には実態を間違えて伝えてしまう恐れも含む表現だったような印象です。

私は何も特番のジャーナリストと舛添知事のやり取りをとやかく言うつもりはここではありません。ただ、この選挙戦を通じて細川候補の主張を知る数少ない著者を近々に出された方のキャスティングに疑問が残ったという感想です。

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私のような末端議員の戯れ言ですが、事実と真実を見極められる放送を心がけて毎日スタジオに立ってきた身としては黙っていられないというだけの話です。

3 件のコメント

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    お邪魔しまーす!!敬子です(´∀`∩)記事読ませてもらいました~((o(´∀`)o))これからも読んでいこうと思いますので、またお邪魔しますね♪♪

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