おはようございます。
松岡正剛さんは「日本力」の中で、写真家のエバレット・ブラウン氏と様々な角度から日本を読み解いています。
特に日本の文化・伝統を分かっているようで分かっていないような現代において、
各々が日本を考える大きなきっかけとなる一冊になると思います。
- 日本力/松岡正剛
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人によって「日本力」は異なると思います。
生きてきた環境、触れてきた文化、感じてきた出来事・・・
しかし、そのどれもが真実であり、日本なんだと思います。
この一冊は、根底に何があるかを考える機会となるはずだと思います。
JAPANとは単数形よりも、複数形のJAPANSで表現される方がしっくりくると著者は言います。この本を読むと、日々の生活における視点・考え方変わるかと思います。
例えば、AKB48は日本力だという人がいるかもしれません。
キャンディーズ。ピンク・レディ。おニャン子クラブ。モーニング娘。。といったアイドルグループの系譜に連なるAKAB48は総選挙までが各メディアを賑やかす存在です。最近知った方が多いかも知れませんが、2005年12月に第1回公演を数名の観客で行っていました。そこから熟成を重ね今日の繁栄があるのです。
- Everyday、カチューシャ /AKB48
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特にこの国で一番偉い総理大臣のリーダーシップが問われ、
節電で日々の生活を見つめ直すこの夏。
私はあらためて、「日本力」を考えてみたいと思っています。
プロフィールに専門研究として仏教を入れています。
大学等で専門に学んでいる方、お寺の方に比べたら足下にも及ばないものですが、
独学の中で、日本でこれだけ完成された日本仏教を勉強しています。
各宗派の変遷を辿ると、日本の姿が見え文化が見えてきます。
松岡氏は、もともと「好み」とは執着である。執心である。ただし、そこに止まっていては遊びにはならない。執心に出て、執心を出なければならない。と語っています。
そんな事を胸に私の考える日本力を書いていこうと考えています。
7月9日
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