時代の変化に的確に対応していく。

おはようございます。

連日、各種新年賀詞交歓会に立て続けに出席していますが、昨日は社会保険労務士の皆様の会に出て参りました。

社労士は、労働三法が出来て経済成長を遂げる過程で専門業務として必要だとの認識から生まれてきた資格です。労務や年金、健保などの専門知識を求められ適切に対応出来る方々です。

たまたま最初に挨拶された来賓挨拶が、残業ゼロ法案という言葉を使い見解を述べられておりました。これはニュースでここ十年近く語られているホワイトカラーエグゼンプションの事ですが今正に制度導入に向けての大詰めを迎えています。

また、舛添知事就任以来、ワークライフバランスや非正規社員の正規化など東京都においても働き方の多様性がテーマとして挙がっております。

この分野になると、私はテレ朝にいた頃からの研究を重ねておりオランダはじめヨーロッパで広まるワークシェアリングなどの概念も深くなってきます。都議会議員挨拶もプログラムにありましたが、こんな事を語るといくら時間があっても足りませんので長々とは話しませんでした。

しかし、昨秋に議会から派遣されてドイツ、オランダに行った調査研究課題の一つが働き方の多様性についてです。これには、勿論、雇用者、被雇用者、社会全体の雰囲気の大きな後押しが必要ですが、ギスギスした現代社会で皆がストレスなく働き、日々を送れる環境を作り出していかなければなりません。

時代の要請に応える形で誕生した社労士の先生方の新たな活躍の場面が目に浮かびます。ブラック企業、ブラック社員対策もさることながら、現代の労働環境、社会保障環境を整備すべく共に理想の社会を追求していきたいです。

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