この国にカリスマ政治指導者は誕生しないのか。

こんにちは。

民主党代表候補が小沢氏詣でを始めたようですね。海江田氏、小沢鋭仁氏。更には、鹿野氏や仙谷氏も模索しているとか。やっぱり小沢氏中心に物事が動き始めているようです。

さて、ここへきて有力の野田氏に当初の勢いが見られなくなってきました。前原グループの支持が黄色信号になってきたからだそうです。その前原グループですが、すんなりと前原氏不出馬を決められるのか注目です。一部では、前原氏の後見人である仙谷氏擁立なんていう声もあるそうですね。誰でもいいのかと言いたくなってしまいます。

民主党代表=総理大臣=主権在民における私達のリーダー。高所大所から私達を導いてくれるのは一体誰なのでしょうか?

また、旧民社党の流れを汲む民社協会が独自候補擁立の可能性もあります。民社党は、旧同盟系の労働組合が支持母体となっており「労組か」と見られがちです。しかし、信念を曲げず結党以来、今日まで彼らが運動を続けてきた事実があまり知られていません。かつての西尾末広や春日一幸、塚本三郎、大内啓伍、米沢隆といった昭和の政治史を築いてきた委員長を輩出しています。現在は高木文科大臣や中野国家公安委員長、川端達夫氏や直嶋正行氏といった大臣経験者が所属しているのが民社協会です。旧同盟系では現在の連合東京・大野会長も出身者です。今までの代表選では擁立見送りの多かった民社協会。各グループから票を集めるということでは圧倒的に不利ではありますが、今一度、主義主張を世に打ち出し代表選に挑む可能性にも少しばかり期待しています。

数の論理ではなく、国民が求めるリーダーがどのように出てくるのでしょうか。かつて、小泉純一郎というカリスマも自民党総裁選に挑戦し続ける中で、最後に橋本龍太郎というプリンスと呼ばれた人気者の総理大臣経験者を世論の後押しを受けて大逆転し自民党総裁となりました。勿論、このままいけば民主党代表選挙は議員だけの投票となるでしょうが、そこは支持者一人一人が代議制において地域の議員に働きかければ良い話です。私は民主党党員ではありませんので権利は有しませんが。

閉塞感を打破する為の代表選になるかどうかはまもなく判明します。

8月21日

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