東京都

政治

動き出す新年度の小池都政

コロナ禍で、景気の悪い話が多く出ていますが、実は東京都の法人税収は過去2番目の多さで5.6兆円の税収。主にIT関連、製造業が安定だったという報告もあります。この財源確保もあって、新年度予算は過去最大規模の枠組みtなっています。私が納得いっていないのは、その内容です。

当然、コロナ対策がメインとなって、予算が膨らむのは分かるのですが、そこばかりに集中しすぎでは無いかと思います。この2年間、私自身も議会やSNS、テレビなどを通じて、その段階における有効なコロナ政策を訴えてきました。「救える命を救う」という観点では、医療体制の整備は重要です。

しかし、徐々に出口戦略へと舵を切り出した今でも「コロナ、コロナ」では、次のポストコロナ時代を見据えて戦略的、集中的投資が疎かになっていると言わざるを得ません。限られた予算だからこそ、「今から未来へ」という都市づくりで税金を使っていくかという論点が欠けていては、いつまで経っても前に進めないと考えているのが総論です。

政治

諸外国の脅威を争点にすべきだ!【都議選2021】

私は兼ねてから東京に存在する「米軍基地問題」を議会で取り上げたり、「国境離島問題」について発信をしてきたところです。今回の都議選は大規模演説会が出来ないという視点もありますので、YouTube上で、鷲尾英一郎外務副大臣(中国担当)と、今回の都議選のテーマにもすべき、首都東京が抱える諸外国との関係について激論を交わしてきました。

政治

隅田川・荒川の氾濫に備えて墨田区の危機管理。

東京建設局・下水道局が今般「隅田川は及び新河岸川松流域の浸水想定区域図」を改定した事を発表しました。流域住民にとっては命に直結する大切な話。近年の自然災害は「想定を超えるもの」が多く、甚大な被害をもたらしています。危機管理として準備出来るものは準備しておくというのは当然の事です。簡単に言うと、今回、予想される想定のレベルが上がったという事になります。