政治

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あなたは、日ごろ、誰と親しくしていますか?

私は今、学生時代・テレ朝時代・議員時代と20年余にわたって、積み重ねてきた取材ノート、自習メモ、人脈等を再点検にしながら、混迷の時代を生き抜く政治家像をあらためて考えています。この作業は年明けから行っていたものの、ご承知の通り2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻を始めて以来、プーチン・ゼレンスキー両氏の発信、判断を目の当たりにして、なお一層「現代に必要な政治家像」を求め始めています。

張養浩の三ヶ条はコチラです。
1、人々の意見を聞く
2、本人の行動を観察する
3、どんな人物を推薦したかを調べる。
これ自体も、戒めになります。

人物鑑定法は
一、不遇なとき、誰と親しくしていたか
一、富裕なとき、誰に与えたか
一、高位についたとき、誰を登用したか
一、窮地に陥ったとき、不正を行わなかったか
一、貧乏したとき、貪り取らなかったか

こちらの5つになります。

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千利休から考える政治家のあり方

今日は千利休です。
有名な利休七則に没頭していた時期があり、今、あらためて噛み締めているところです。

1. 茶は服のよきように
2. 炭は湯の沸くように
3. 夏は涼しく冬暖かに
4. 花は野にあるように
5. 刻限は早めに
6. 降らずとも雨の用意
7. 相客に心せよ

1、茶は服のよきように
これは幼少期の石田三成が豊臣秀吉に出した三献茶が分かりやすいです。
1杯目は、鷹狩りの帰りだったので大きめの茶碗にぬるめのお茶を。これだとガブガブ飲めますよね。
2杯目は、1杯目よりも小ぶりな茶碗に少し熱めにして。
3杯目は、高価な茶碗に熱々で。

つまり、相手の求めるものからベストを考えると言う事ですよね。自分勝手な都合ばかりでなく、相手が「何を求めているか」をよく考えて内容を変えていく、今のコロナ対応で政治・行政に欠けてる要素だと考えています。

2. 炭は湯の沸くように
湯を沸かせる際に、最初の炭の置き方など準備の大切を教えています。お茶を点てるお湯というは、水を釜に注いで、炭を使って沸かしていきます。この事前の準備は客人からは見えないものですが、重要なポイントです。ここが疎かになると、うまくお茶に泡が立たないのです。