おはようございます。
週末には自民党東京都支部連合会におきまして約1ヵ月後に迫った統一地方選での公認証・推薦証の授与式が行われました。東京都全域の選挙立候補予定者が一同に会し、石原のぶてる都連会長から公認証・推薦証が授与されました。
さて、当日は党本部より二階俊博総務会長が来賓として出席され大変興味深い話をされておりました。特に、国連防災世界会議開催というタイミングだっただけに、二階総務会長の地元である和歌山の話である「稲むらの火」に絡み徹底して政策を実現されてきた「津波対策」の重要性についてお話をされておりました。
特に、東京オリンピック・パラリンピック開催を控えて、防げる災害は防ぐという認識の重要性。人命の重さについて立候補予定者に貴重な提言をされておりました。国土強靭化総合調査会会長でもある二階総務会長ですが、国土強靭化は「万が一」の時に備えて重要な政策であります。
例えば、私達が日々の生活を送っている東京都は首都であり様々なものが集積していると同時に、目に見えないインフラが老朽化の時期を迎えていたりします。記憶に新しい所では、中央道の笹子トンネルの天井板落下事故がありました。日本の高速道路史上最悪の事故であり、死者が多数出た事に加え、復旧に向けて日本の流通にも悪影響がありました。
点検をしていれば、補強していればというのは後の祭りでしかありません。点検がずさんだったという報道もありましたが、そういった事が日本中の道路や橋で起こってしまったら取り返しのつかない事になります。東京で道路に何かあったら、その地下に上下水道管や電線、電話線などがあり、ここがやられてしまったら都市部の生活が麻痺するのは言うまでもないわけです。
公共工事の是非論がセットで出てくるのは致し方無い事なのかもしれませんが、少なくとも私は人命や日々の生活の為に、打てる手は打っておきたいという考えを持っています。水道管が駄目になったら私達の生活はどうなってしまうのか。下水道管がやられたら、トイレの水も流せなくなります。3・11東日本大震災の時には、計画停電も行われたりガラッと首都・東京の日常が変わってしまった事は記憶にあるはずです。
私も昨年秋に、たまたま二階総務会長には国土強靭化の哲学と、東京都が今後取り組まねばならない事象を学ばせて頂く機会がありました。今でこそ、街づくり都市を考える上で貴重な財産となっております。都連で聞いたお話、あるいは3・11から4年という月日の中で今こそやるべき事があると強く思いブログに書き記しておきます。
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