東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・42歳)です。
26、27日は故・内田茂都議の通夜式・告別式があった。岸田文雄総理はじめ森元総理、麻生元総理、菅前総理の総理経験者が参列された。
中でも弔辞を読まれたのが古賀誠元幹事長。
「都議会のドン」との出会い、立場は違えど明日の日本を考えて進んできた足跡についてのお話に多くの方が涙を流した。古賀先生は戦争孤児として、内田先生は若くして家族の生計を支えたという苦労を原点に、政治は「世のため、人のため」という志を持ち、国政・地方とアプローチは変わるが様々な議論を重ねてきたと。
また、葬儀委員長を務められた萩生田光一都連会長からは「内田茂というのがシャイで優しい政治家だった。内田茂というリーダーのいない東京は寂しくなるだろう」と語られた。最後の場面だったので、私も内田さんとの思いを振り返りながらで、萩生田会長の話を噛み締めていた。
印象的だったのは知事就任後、溝のあった“石原慎太郎と内田茂”の因縁。お互いが東京のためという理由で連携することになった瞬間を山崎江東区長が語った。立会人は森元総理と江東区長だった。会談後、石原慎太郎さんは「やっぱり内田は嫌いだ」内田さんは「都政の為だ」とそれぞれ語ったとのこと。
そんな2人が心の底から相手を許す事なく、今年亡くなられてしまった。
そして、そんな相容れない2人にも関わらず、まとめて悪者にしたのが小池百合子都知事だった。ディーゼル規制で環境都市・東京を発信し、東京マラソンという国内最大級の大会を成し遂げたり、築地移転という難題などを乗り越えた都政史における2名の希代の政治家。
互いに毀誉褒貶の激しかったが、私にとっては大きなモデルでもある。とにかく発想のスケールが大きかった。よく後藤新平は「大風呂敷を広げる」と評される。帝都復興計画も「大風呂敷」でなければ出てこなかっただろう。明確に政治家の感性と、役人発想の違いがそこにある。
対して、今の都政はどうだろうか。「都政大改革」こそダイナミックさを感じたが、最近の都政の政策はダイナミックさを少なくとも感じない。12月31日放送の東京MXテレビ2時間討論でも分かるが、目新しい視点ではあるが、本筋ではない変化球ばかり。
そのうち、まとめて「内田茂」をあらためて、どこかで語るか書くかするかなと。“最後の弟子”として。
2022年12月27日の活動記録
09:00〜故・内田茂都議告別式
15:00〜奈良へ
23:45〜東京駅
2022年12月26日の活動記録
09:00〜活動リポート作成
13:00〜運転免許更新
15:00〜陳情相談
16:30〜故・内田茂都議通夜式
2022年12月25日の活動記録
09:00〜墨田区内
16:30〜陳情相談
2022年12月24日の活動記録
09:00〜ブログ作成
11:00〜日本大学ラグビー部
14:00〜陳情相談
15:30〜東京MXテレビ収録
20:30〜レインボータウンFM
22:00〜YouTubeLive
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