東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・41歳)です。
昨日は久々に開催された墨田区総合防災訓練があり、いざという時の備えについて墨田区内関係各所に皆様が意識を高めた日でした。コロナの影響もあって、ここのところ開催されていませんでしたが無事に今回は開催できました。昨今、身に沁みているのは地震、火災、水害だけでなく感染症による目に見えない災害というものも今後は注意が必要です。現在、墨田区には東京曳舟病院がシーメンスヘルスケア(株)のアドバンスト・モビリティ・ソリューション「Medical-ConneX(メディカル・コネクス)」が導入されており、昨日は車両展示が行われていました。
この車両にはCT装置、免疫生化学分析装置、自動血球装置、血液ガス分析装置、超音波画像診断装置、AI画像解析ソフトウエア、ITクラウドシステム、診療情報管理システム、ベッドサイドモニターなどが装備されて、検査用車両と電源車両を独立させたことで、それぞれ単独で使用したり、用途に応じて他の車両と組み合わせたりするなど、多様な状況に対応が出来るとしています。しかし運用には課題があり、民間病院の装備であり、いざという時には行政と素早く連動が出来るかが鍵となります。前述のように、目に見えない感染症ですから、動かす事に住民理解が得られるかは、私達の腕の見せ所かもしれません。
同病院の三浦先生ともお話しましたが、この日は感染症が専門である杉下保健所長とも、この車で会いました。いつ何があっても先手先手で動ける墨田区の感染症対策を認識致しました。
一方で、東京スカイツリー駅周辺の押上2号踏切立体化に伴う高架化工事によって、駅自体が生まれ変わります。まずは上り線の工事を終えた事から、昨日は区内外からの見学会を行いました。上り線は、今週いっぱいで現線路での運航を止め、新たな駅を利用し高架化する事になります。その後で、現在、上り線が走っている部分に新たな下り線の高架化工事が始まっていきます。
一般的に、踏切の高架化は上下線同時に行いません。仮に同時にやると、現行上下線と新上下線が並ぶことから、横幅が大きくなります。すると、踏切もその分、幅を広げる必要があり費用面でも余計にかかります。ですので、上り線を終えたら下り線と順次着手していきます。この踏切立体化は地域の長年の課題であり、私が議員になる前から、地元・押上の西原文隆元区議を中心に各町会長の皆様方と事業要望・推進を進めてきました。特に、踏切の立体化は都が主体となる都施工が普通ですが、事業を急ぐ事から墨田区独自で行う区施工の工事です。
費用面や技術面で不安が沢山ありましたが、山本区長と当時の東京都安井技監や都議会自民党の大先輩方に陳情を繰り返し、東京都がバックアップする区施工による立体化工事が現実となったのでした。区職員1人1人の思いを形にしてきた、区長や区議会の先生方による正に「政治の役目」を体現する事業であると認識しています。私も振り返れば、まだ1期生の頃でしたから、都議会の親分たちにお願いばかりする一方で、おっかなびっくりで、技術的な知識も不十分なままに突っ走れた事は少し恥ずかしいですね。
是非、皆さんも新たな駅オープンをお楽しみに。11月27日の始発列車から上り線は新駅です。
2022年11月20日の活動記録
09:30〜墨田区総合防災訓練
11:00〜東京スカイツリー駅上り線立体化見学
12:30〜墨田リトルシニアリーグ卒団式
14:00〜墨田区内
2022年11月19日の活動記録
08:00〜ブログ作成
10:00〜墨田区環境改善功労表彰式
12:00〜千葉県
14:00〜墨田区内
18:30~活動リポート作成
20:30〜レインボータウンFM生放送
「川松真一朗の東京スクラム」
22:00~YouTubeLive
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