夢は必ず叶う。そう確信した3月19日。

「小さなライブハウスから両国国技館へ」
9年をかけて大きく成長した 東京女子プロレス(TJPW)という団体が、3月19日に初めて両国国技館大会を開催し、大成功を納めました。私は、物心ついたときからプロレスや格闘技オタクとして様々な団体の試合を見てきて、これまでもコメンテーターや格闘技イベントのお手伝いをしてきました。そのファン歴の中では、その時々で「推し」の団体,選手がいたので、カッコよく言えばプロレス史を振り返ると自分の思い出が浮き上がってきます。

女子プロレスと言えば・・・
その中で女子プロレスラーと言えば、工藤めぐみ選手府川唯未選手長谷川咲恵選手などのサイン会に行っていた時代のある私。その後「渋谷系女子プロレス」という2001年に放送されたテレビ朝日のドラマに出会いました。美少女達がプロレスに挑戦することになるストーリーで、全日本女子プロレスのような硬派なイメージが主だった女子プロレスの固定観念を打ち破るキッカケだと私が考えているのが「渋谷系女子プロレス」です。
“1%の真実と99%のファンタジー”が絶妙に混ざり合った、究極のエンターティンメントドラマとテレ朝は呼んでいました。

東京女子プロレスと出会って
そして、今から数年前、女子プロレスへの関心が薄れていた私が「東京女子プロレス」を知った時に「渋谷系女子プロレス」に感じていたカッコよくてファンタジー、カジュアルなプロレス団体を彷彿させました。(※団体運営側とは異なる見解かもしれません)

実際、私の半ば強引なPRによって東京女子プロレスを会場に観戦しに行って下さった面々は口を揃えて、選手、ファン、会場、空気の全てが面白く興味深いと言って私より詳しいファンになっています。会場の演出も様々な競技団体が参考になるはずと考え、某競技の女子日本代表指導者と観戦したこともありました。

そんなまだまだ発展途上のTJPWが国技館でやるという事で、私がメインパーソナリティを務めるFMラジオ「川松真一朗の東京スクラム(土曜日21時から生放送)」では毎週少しずつ相方の金枝さんとTJPWを盛り上げてきましたが、遂に当日を迎え感無量です。大きな節目の大会が、正に私の地元・両国の地、しかも私にとっては物心ついた時からのパワースポットである国技館で行われるのですから。

レスラーであり、アイドルである。
私はインターナショナル選手権でのベルト贈呈というお役目を頂き、王者・伊藤麻希選手と荒井優希選手の一戦を見守りました。

伊藤さんは福岡のご当地アイドルグループLinQの元メンバー、荒井さんは名古屋のアイドルグループSKE48の現役メンバーです。こうやって書くとアイドルが「遊びでやっているの?」という印象かもしれませんが、そこは全く異なり、荒井選手は期間限定挑戦だったのが、昨年の「週刊プロレス新人賞」を獲得、今年はこのようにベルトに挑戦と本格的な参戦となっています。アイドルとの両立の厳しい毎日送っています。1レスラーとしてきっちりとトレーニングを積んでいるこ事は試合を見ればすぐにわかります。

対する伊藤選手は、試合前に語っていました。
「主語が私じゃない。荒井優希さんが勝ったらいいね。がほとんど・・・」伊藤さんもアイドルグループ出身だけど、2013年からプロレスをやっている。でも、荒井さんは、まだ1年未満。だからこそ、負けるわけにはいかない、そういう気迫が会場を包みました。19日の一戦では女王・伊藤選手が勝ち、私もリング上で王者と撮影させて頂きました。

ベルト贈呈のお役目を頂きました。(WRESTLE UNIVERSEより引用)

ぜひ多くの方に実際に会場に足を運んで頂きたいと思いますが、私が兄弟団体のDDTとともに思うのは多くの夢や希望が詰まっているということです。世田谷の北沢タウンホールという市民会館で旗揚げ戦を2013年に行った団体が、こうして自主興行として国技館大会を開催するに至りました。明日か、その後に書きますが、そこには高木三四郎という男の人間力によるところが多いと今日も実感しました。

無限の理想への挑戦
私が政治の本質だと思い常に胸に秘めている竹下登元首相の言葉があります。
それは「政治とは無限の理想への挑戦」というものです。
思いは同じ。
これまでの常識を覆してでも「最高の理想」を追い求めるTJPWにはいつも大きなパワーをもらえます。
会場に行くと「ああ、こういう事か」と分かって頂けると思います。

最後は選手1人1人から感動のスピーチ

ぜひ、今後、東京女子プロレスを応援してください。
一ファンの呟きでした。

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