高見盛は記憶に残る名力士。

おはようございます。

昨日は「高見盛引退、振分襲名披露大相撲」でした。

墨田区の中央部に位置する東関部屋の力士として、貴乃花引退後の相撲界人気を支えてきた高見盛関が今年1月に引退しましたが、昨日、両国国技館で断髪式が行われました。

私にとって、高見盛関は同じ日大運動部の先輩後輩であり、現・東関親方(元・潮丸)、先代親方(元高見山)には、相撲記者という枠組みを超えて、長年に渡り親しくさせて頂いております。

そんなご縁もあって、地元の人間として昨日は司会進行を仰せつかりました。

色々な方が国技館にお越しになり、本当に有難かったわけですが、

相撲関係者として4人の横綱が大銀杏に鋏を入れるという滅多に無い素晴らしい断髪式となりました。

69代の白鵬関64代の曙さん61代の八角親方(元・北勝海)そして58代の九重親方(元千代の富士)といった面々です。

横綱は神と言われる中で、歴代の横綱の揃い踏みには身震いが致しました。

最後は、ジェシーさんの留めバサミでしたが、お客様は一様に素晴らしかったという感想で、チーム東関の結束の固さが形になり嬉しく思います。

当日の様子は、TBSの「バース・デーhttp://www.tbs.co.jp/birth-day/で放送予定です。

引退前、引退後と既に2回の密着放送をしてきたTBS。集大成はどんな放送になるでしょうか?

個人的には、日刊スポーツこの日は最後の稽古として、現役時代の青い締め込み姿で少年たちに胸を出した。最後の少年との一番では司会者の粋な計らいもあって、代名詞ともいえる気合注入を披露。」ttp://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/f-sp-tp3-20131006-1200731.html

という記事を書いて下さったので司会者冥利につきるといった感です。

これまで、私は数々の力士の最後の瞬間に携わって参りましたが、今回ほど人が多く、中身の濃いセレモニーは初めてでした。

これから、振分親方は東関部屋、相撲協会の為に尽力されると同時に、墨田区の為にも汗をかいて下さる事でしょう。偶然ですが、「2020オリンピック開催地決定」の瞬間は、振分親方と同じ場所におりました。

1 個のコメント

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    当日、国技館に行っていました。
    引退相撲を見るのは初めてで、
    行司さん以外の司会進行というのも新鮮でした。
    失礼ながら、一緒に見ていた友人と
    「あの人は誰?」と話していたのですが、
    プログラムにお名前があるのを今頃知って検索。
    このブログに辿り着きました。
    止め鋏の前のナレーションに笑い、興奮し、感動しました。
    普天王関の引退相撲の記事のように、
    高見盛関の軌跡も、ブログに掲載していただけないでしょうか。
    どうぞよろしくお願いいたします。

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