政治は「数合わせ」ではない。「理想への挑戦」である事を忘れてはいけない。

こんばんわ。

汗は進んで自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう。」これが竹下登元総理の口癖だったそうです。私も性格的に、大きな手柄を出すことはできませんが、この精神を大事にしています。

先日、国会質疑の中で自民党の石破政調会長が菅総理に竹下語録とは真逆となる「汗は現場で手柄は自分」と指摘しておりました。この質疑を見て竹下本を引っ張り出したくなりページを読み返してみた次第です。

政治とは何か―竹下登回顧録/竹下 登
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竹下派経世会の領袖として事ある場面で日本政治に登場する政治家です。最後は体調を崩されてテープで引退声明を発表された元総理。その引退声明全文が手元にありますので一部ここで紹介致します。

これまで私は、一貫して「政治は無限の理想への挑戦」という信念に基づき、ひたすらこの道一筋を歩き続けて参りました。しかし、今静かにその歩みを止める時がきたと決意いたしました。

正直な話、竹下内閣は私の幼少時代の内閣でありその政治家としての姿はリアルタイムに捉えておりません。この上記で使われている「政治は無限の理想への挑戦」という言葉はこの声明を聞いた時以来、ずっと私の心に残っています。私は4月の選挙中、ふるさと墨田をより光り輝かせる為に様々な政策を立案し、選挙で訴えました。遊説中に、「君の言っている事は理想だ。」と複数の方からご指摘がありました。けれども、「理想」をあきらめたら何も生まれない。理想を現実に変える事が私の仕事です。とその度にお答えしてきた次第です。

われ万死に値す―ドキュメント竹下登 (新潮文庫)/岩瀬 達哉
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在野の政治家として、あらためて勉強をし直し、自らを省みて次へのステップに向けて動き出して約3ヶ月。1人ぼっちの戦いが始まっているわけですが、「理想の世」を作る為には挫折してはいけないと奮い立たせ精進しております。このブログを読まれている方には今後ともご指導の程、宜しくお願い致します。

7月15日

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