有明アリーナに決まった。次は?

こんばんわ。東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

 

有明アリーナ決定

さて、ようやく「有明アリーナ」の新設が正式に決定しました。

これまで下記の通り、当初から新設しか選択肢は無いとブログを書いたり各地で言ってきました。

【有明アリーナ】五輪後への秘策! (10月20日)

今、私が横浜アリーナを推さない理由(11月30日)

有明アリーナが超VIPの集まる施設になれば良い(12月3日)

有明アリーナは小池知事の“考え”も踏まえて。(12月5日)

有明アリーナへのアクセスは不便なのか? (12月8日)

世界で一番の都市実現へ「有明アリーナ」整備を!! (12月9日)

 

と有明アリーナ構想を訴える度に、小池都知事の足を引っ張るなという趣旨のメール等を沢山頂いてきました。上記以外にも関連で有明について書いてきたわけですが、私自身は「有明アリーナ」1択しかないという結論に至って発言を展開してきたわけです。これは決して、小池知事の邪魔をしているのではなく、むしろ私自身が実現可能性は低いと感じていた「代替案」の「一人歩き」にブレーキをかけたかっただけでした。

 

小池都知事の人気・旋風は誰もが感じていて、多勢に無勢と感じながらも正しい事は正しいと言い続けようと決心しブログ等で発信をしてきました。この間、墨田区内外で「五輪施設」をテーマに大小の都政報告会を開かせて頂きましたが、参加された皆さんからも最初は懐疑的な目で見られていました。

 

チームTOKYOで進む

この一連の見直しで良かった点は、東京都庁、都議会、大会関係者、メディアを中心に今一度、東京大会を見つめ直しコスト面も都民の皆様と共有しながら進めていこうという機運が出来上がった事です。これから、資金面では様々な課題も出てくるかもしれませんが、チームTOKYOで乗り越えていくべきという空気は出来上がったと感じています。

 

調査チームの位置づけは?

「3施設」見直しを誰が言い出したのか分かりませんが根拠の無いままにのめり込んでしまった事です。実は、小池知事はこれまでも「出来ない理由」ではなく「出来る理由」を探すという事で、3施設についてはご自身の考えを明確にされないままに取り組んでこられました。一方で、例えば「横浜アリーナ」であれば、かつて現地で課題となった項目が幾つかあるのを分かっていながら、その課題を乗り越える智恵が出て来ない。「出来る理由」を探すにしても、物理的に難しい大前提の壁が高過ぎた為に、多くの人々の期待感だけを煽ってしまった調査チームは何だったのだろうかと思うのです。

 

最終的に転機となった「横浜文書」に至っては、私の横浜市調査の結果、市側が文書を調査チームにも直接届けていたという事実も判明しました。すると、小池知事が文書を見ないままに4者協議に臨んだと言われていますが、文書を受け取った調査チームの人間が小池知事にどんな報告をされたのでしょうか。わざわざ、本部まで届けているのですから。

 

現場におられる都の職員は実際にその何倍も実務に専門職として取り組んでいますし、私達はそれなりに議論を積み重ねて方向性を定めてきました。これで一区切りとするならば、さあ、この年末に2019・2020の2年間を乗り越えていく為に東京が一つになって前に進むのみです。

 

 

 

 

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