ガラケー⇒スマホ⇒?。

おはようございます。

昨日の朝日新聞の記事にこんなものがありました。


「NEC携帯電話事業撤退 沈みゆくガラケー」

http://www.asahi.com/business/update/0329/TKY201303280699.html

なんと私も長年愛用している二つ折りの「N」が無くなってしまうという記事です。

朝日新聞はセンセーショナルに伝えていますが、日本の産業を考えた時にはより考察しなければなりません。

昨年、貿易大国日本は貿易赤字になりました。

その主な原因は、原発稼働停止で燃料の確保が急がれた為に原油とガスの輸入総額が増えた事になりますが、その傍らに通信分野の輸入総額が増えてもいるのです額にして約2兆円です。つまり、この背景にはアップルやサムソンのスマートフォンが日本でどれだけ広まっているかというバロメータにもなります。

朝日新聞は沈みゆくガラケーというこの現象を伝えているわけですが、日本のグローバリゼーションの目をもっと皆で共有していかねばと思います。かつて、NTTドコモが開発した「iモード」は世界の追随を許さない便利なツールでした。海外に出て携帯電話をレンタルすると、その差は歴然だったわけです。その後、オバマ大統領も使用して注目された「BlackBerry」がスマホとしては早く日本にありましたが、大きな液晶画面の「iphone」「Galaxy」の国内発売と同時に一気にスマホが普及していった感があります。

つまり、何かというと、こういう事態が相次いでくると日本は輸出で世界に勝負する国では無くなってしまうのです。実際に海外企業社製品の中身は日本企業が担っているというケースもありますが、貿易黒字を確保していく為には、やはり日本発のグローバル製品がより多く出てこなければと思うのです。

何も意固地に海外社スマホは使わないぞというわけではなく、現状において便利で私達の生活を支えるものは多いに活用すべきです。但し、国民共有の思いとして、スマホに変わる新たな通信分野での革命は日本社製品が世に出すという戦略で開発に国家目標で取り組む必要があるという事を皆さんと考えたいのです。

技術大国ニッポン復活の鍵は日本全体の雰囲気・熱にあるのではないでしょうか。

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