ウクライナ機「誤射」は本当に「誤射」だったのか。世界で疑念広がる。

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

 

さて、外報からこんなニュースが届きました。

イラン・カナダ外相が会談 オマーン(時事通信)

【オタワAFP時事】カナダのシャンパーニュ外相は17日、中東オマーンの首都マスカットで、イランのザリフ外相と会談し、イランによるウクライナ旅客機撃墜について「徹底的かつ透明性のある調査」を要求した。カナダとイランは2012年に断交しており、外相同士が顔を合わせて会談するのは断交後初めて。

 

イラン・カナダは国交断絶中

イランにおけるウクライナ機誤射を巡って、イラン・カナダの外相会談が行われたというニュースですが、記事中にあるように両国は2012年から国交断絶しています。原因は、イランがシリアのアサド政権支持や核開発、イスラエルに対する姿勢などです。そんな中、イラン系カナダ人は20万人を超えていると言われています。すると、国交断絶の為、イラン⇔カナダの直行便が無く、運賃を抑えて行き来するのにウクライナ経由を選択する方が多いのです。それ故に、今回の誤射による被害者として「カナダ人」が多くなってしまったのでもあります。

 

衝撃映像公開される

このタイミングで、両国外相が会談。一定の結論が出ればよいと誰もが思いますが、NewYorkTimesは衝撃のレポート動画を公開しています。これは何を伝えたいのかというと、「誤射」としている防空システムによるミサイルは「2発」だったという事なのです。

 

 

そもそもウクライナ機墜落後に「You Tube」に投稿されていたものをニューヨークタイムズが本物だと断定したのですが、発射された軍事施設から約6km離れた建物の防犯カメラで撮影されたものだそうです。

 

このニューヨークタイムズの報道をトルコの国営放送TRTはより分かりやすく解説しています。

明らかに、ウクライナ機めがけて2発のミサイルが飛んでいってるのは明白です。他にも飛行機飛んでいたとされる中で、2発もウクライナ機だけに「誤射」したというのは不可解になってきました。

 

いずれにしても、カナダのトルドー首相が「事故でない」と分かった瞬間から断固とした態度でイラン側に怒りをぶつけてきたわけです。国交断絶の中で、犠牲者側のカナダがイランとどのように接点を持って行くのか注目せざるを得ません。

 

 

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