松山東高校のセンバツ出場。

おはようございます。

3月21日から春の甲子園いわゆるセンバツが始まります。

注目は82年ぶりに出場となる愛媛県立松山東高校です。21世紀枠の出場となります。
松山東高校は旧制松山中学で、卒業生は多方面で活躍しています。
例えば、「坂の上の雲」でフューチャーされた正岡子規であり、秋山好古・真之だったりします。
その点を見れば、近代日本の勃興はこの学校からという見方も出来ます。

子規の門下となる高浜虚子、秋山と友人だった大蔵省の勝田主計。
また、学習院院長をはじめ要職を歴任された安倍能成などが卒業生として挙げられます。

そして、私としては卒業生ではありませんが、教員として活躍された夏目漱石も必ず松山中学を紹介される時に出てくる名前です。「坊ちゃん」は1906年の発表作品です。しかし、登場人物の雰囲気や学校の様子など、今の生徒達と共通する面があります。赤シャツや狸は今でも組織には必ずいるタイプです。

話がそれましたが、今回、松山東出場のニュースを聞いて、歴史や数々の情景が頭に浮かびました。
82年ぶりは、ある意味において初出場のようなものです。
センバツの初出場は誰でも緊張すると言います。しかし、愛媛県はかつて上甲監督率いる済美高校が創部3年目にして初出場初優勝を飾りました。

多くの応援団を背に日本を代表する名門・松山東高校が活躍されるのを楽しみにしています。

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