【五輪施設について私の考え】質問に答えます。

 おはようございます。東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

 

このところ、有明アリーナの新設を訴えてきたわけですが、コメントを幾つか頂いています。その中で、下記のコメントがありました。なかなか、ブログでは断片的な形になってしまい、正確な情報や私の考えを記せませんので、質問があった以上、補足をしておきます。

(赤字がテーマ。黒太文字が頂いたコメント。「↓」の下が私の回答です。)

小池都政と歩む2020への道。と題した記事について。

 

>『悔やまれるプールの席数減』

って、別にいいじゃん(笑)
アマチュア選手によるスポーツの祭典なんだからさ。
プレハブの仮設とかで賄った リオのオリンピックを非難してる人とか そんなにいた??

 

ここでは仮設、恒設がテーマではありません。原案は2万席で大会運営を行って、その後5000席まで減築する計画でした。これが今回、1万5000席の恒設で、1万席は仮設レベルのものになります。ですので、設備の豪華さを求めているのではありません。

 

例えば小学生・中学生のような世代が一人でも多く会場に来て貰うには比較的安い席を設定せざるを得ません。その為に、メディアで評論家が話されている水泳選手が見えないような上部の席も必要なのではないでしょうか。プロ野球でも自由席や立見席、大相撲でも自由席、プロレスでも何でも最初はそういう席でトップ選手のパフォーマンスを見て憧れるのではないかと考えています。その会場にいる空気を感じて欲しいなと。昨今の競泳会場はエンタメ要素もあるのでビジョンを見ながら熱狂を体験する事が未来へと繋がると信じているのです。

【新設の五輪水泳会場】意義あるレガシーを後世へ‼︎(10月24日)

 

勿論、当初案の2万席は席を大会後に減らす仮設対応でした。ですので、上記のコメントにあるように仮設に対しては私も肯定的です。それ故に、建物のレガシーというよりは、そこにいた人々のレガシーを広くより先の世代へ残していきたいなと思うのです。私自身も小さい頃に、東京オリンピックは「ああだった」「こうだった」と大人の話を聞いて育ってきました。

>『コストカットは正義なのか?』

正義とか不義とかで線引きするその考え・・・
余裕でズレてるのでは。
お金がかかるとかで 候補の国が減ってきてる昨今の現状を把握しようよ。

私が主張しているのは、かけたコストに対してどれほどの費用対効果があるのか。ここの議論を無しにただ見せかけのコストカットは結果的に「普通の施設」を作る事になりかねません。やはり、単年度黒字幅を増やしていくには、オンリーワンの施設作りが必要なのかと考えています。

 

そこには智恵と工夫が必要で、岩手県紫波町の「オガールアリーナ」というバレーボール体育館は目的は都の五輪施設と異なりますが、とにかく注目を国内各地から集めている施設です。一つの参考事例として楽しみにしている施設です。

 

例えばですが、こんな思いでいます。

世界で一番の都市実現へ「有明アリーナ」整備を!!(12月9日】

>とにかく、大会後に、あるいはその10年後、20年後にやって良かったという認識が広がるオリンピックにしていかなければなりません。

うぅ~~~ん
過去のオリンピックで、良かった悪かったとかで大別されたりしてるのかな?(笑)
最終的には選手の活躍や記録とかが思い出に残ったり 後々に伝えられていくのでは。

正にここは私がプールの5000席減席で述べている主張に繋がります。やって良かったオリンピックは、その時に生きた人々が決めるのだと思います。それだけに、今の一つになりきっていない「チームTOKYO」にじゃっかんの不安を抱くのです。小池知事も、組織委員会も、JOCも、関係各団体も皆が一つになれば史上最高のオリンピックが出来ます。日本の首都・東京でやるオリンピックに失敗は許されません。

 

 

超VIPの意味するところとは?

VIPは「very important person」の略で直訳すれば「とても重要な人物」です。これにVをつけたVVIPという言葉があります。正に「とてもとても重要な人物」となり、欧州の貴族やアラブの王様、各国の首脳などを指しています。

 

つまり、有明アリーナに関しては、そういう「VVIP」がより集まる施設展開をすることで、日本の企業にビジネスチャンスが生まれる機会を提供できるという主張を私は繰り返しています。

 

これはこの記事に対する質問でした。

有明アリーナが超VIPの集まる施設になれば良い。(12月3日)

 

 

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