おはよございます。
昨日は雪にもかかわらず、急ぐ用事があり走ったところスリップしてしまいました。前日に向島消防署の予防課長から重心を低くゆっくり歩くよう言われていたのに情けない限りです。
さて、一昨日は品川駅港南口に新たにオープンする品川シーズンテラスを視察に行って参りました。
ここの何が注目かというと、東京都下水道局の事業で建設されたビルで、芝浦水再生センターにあります。
これは31階から見た様子ですが、左側に公園も建設中です。ちなみに、公園の下には下水道施設が張り巡っています。これまで、水処理していた上部空間を有効利用ということで公園建設となりました。
ビル自体の特徴としては、下水道水をビルの熱源に利用していきます。一年間で見ると、夏は気温より低く、冬は気温より高い下水を利用することで、従来よりもエコにビルの室温管理が出来るようになります。
更にビルの最上部分には鏡がついています。これは、可動式になっていて太陽の反射光を使ってビルの下層部にも光を行き渡らせようという設備です。
更に、ビルの地下奥深くには下水の貯留にも使用されます。特に、ここの有効利用により東京湾の水質改善にも期待がもたれています。
ちなみに、この写真の辺りが山手線の新駅建設ポイントで、新駅開業に伴いこちらのビルの賑わいもかなりのものになってくるかと思います。
下水道局の新たな挑戦。是非、品川駅近くに行きましたら覗いてみて下さい。5月に開業予定です。
コメントを残す