あれから一年。下町出身者としての誇りを持ち続けて 。

おはようございます。

昨年の4月25日から私の政治浪人生活が始まりました。この一年はとても中身は濃く、一日一日は長いものの振り返ればあっという間でした。

何よりもテレビ朝日アナウンサーという肩書きが外れた丸裸の自分自身はどれだけ社会で相手をして下さるのだろうかと心配をしていたのが1年前です。しかし、多くの皆様方の温かいお気持ちに触れる度に身が引き締まる思いで政治修行に没頭しているうちに今日を迎えました。

これまで一サラリーマンの立場では必要の無かった局面局面における判断、行動の決断など時に悩み、時に笑い、しかし常に真剣の活動してきたわけです。

ただ感じるのは一歩踏み出した事の力です。正直な話、私が墨田区長選挙に臨むと決めて動き出した時に結成したチームと実態は大きく異なりました。3・11 の地震で動けるはずの人が動けなくなってkしまったのです。ところが、3月末になりふとした人から人への結びつきの中でサポーターがドッと私のところへやっ て きて下さいました。今でもペーパー作成や座談会開催に関して大きな力です。

この混迷の時代、政治の形がどう変化して行くのか分かりません。大阪から東京へと橋下市長の黒船が体制維新を求めてやってくるでしょう。都政も石原知事が突如ワシントンで打ち出した尖閣諸島購入を巡り議会運営がどの様に為されるのか分かりません。

私は今この文章を奈良の地で書いております。日本政治の原点とも言える国家統一、十七条憲法制定といった大業を成し遂げた聖徳太子ゆかりの地です。現代において、どんな政治家が求められているか。何をしていかなければならないか。近鉄電車に揺られ車窓から見える風景を見ながら自身に問答をかけていました。

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政治の世界に足を踏み入れた以上、そこまでの過程はどうなるか分かりませんが、下町初の総理大臣、下町初の東京都知事を目指すのは当然であり聖徳太子のような仕事をしなくてはなりません。下町・南千住に墓がある橋本左内、吉田松蔭のように政治行動を起こすなら命懸けで事に当たらねばならない。墨田区が生んだ勝海舟、山岡鉄舟のように覚悟を決めたら信ブレる事なく正義を貫かねばならない。

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あらためて身を引き締め奮い立たせています。この間、下町の各地域の方々に土地の歴史文化をご教授頂いて参りました。また、お会いする度に叱咤激励を頂く日本ラグビー協会会長の森喜朗元総理をはじめ国会議員の先生方、同じく我が身を気遣って下さる内田茂先生はじめ都政関係者や各種団体の皆様、あるいは大学の先生方、メディアの仲間から多くの事を学ばせて頂いております。一浪人の立場ながら心配して下さる方に恵まれていたという事に心から感謝しております。

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これからは下町の代表としてしっかりと仕事が出来る立場に就き、少しずつになるかもしれませんがご恩返しをしていけるよう更なる精進です。勿論、この一年間に渡り当ブログを訪問して下さっている多くの皆様にも成長の跡をご報告出来るよう修行を重ねて参ります。

今後とも引き続き宜しくお願い致します。

5月3日

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