こんばんわ。
本日の夕方。テレビ朝日スーパーJチャンネルを見ていて、ポリオワクチンを巡っての、
小宮山厚労相VS黒岩神奈川県知事の争いについて特集が組まれていました。
実は今週、1歳の我が息子がポリオワクチンを接種したタイミングで関心を持って見入りました。
さて、そもそもどんな対立かというと、生ワクチンか不活化ワクチンかという対立です。
現在、国が承認していて公費で受けられるのが生ワクチンですが、
実はこの10年で15人がポリオを発症したと発表されています。
この生ワクチンは毒性があるので、ごく稀にではありますがポリオを発症してしまう危険性があると以前から指摘されていました。
一方の不活化ワクチンは毒性がありません。
世界の状況を見てみると、テレ朝が使用した地図でも一目で不活化ワクチンを採用している国が多いか分かります。地図上の青もしくは黄色が不活化ワクチンです。
厚労省は2013年を目処に、不活化に切り替えるとしていますので、
この先は自然と、不活化ワクチンが当たり前になってくるわけです。
が、神奈川県は独自に年内にも不活化ワクチンの接種を開始すると方針を打ち出しているわけですが、
以下の産経新聞WEB版を見て下さい。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111018/bdy11101810500002-n1.htm
小宮山厚労相は、承認前の不活化ワクチンで副作用による健康被害が生じた場合、救済制度が適用されないと指摘。「国民の不安をあおって、結果として、全国的にも生ワクチン接種を差し控える人が増え、免疫を持たない人が増加する恐れがある」として、生ワクチン接種を呼びかけた。
ポイントは小宮山厚労相は生ワクチン接種を呼びかけているのです。
原則は、国が承認しているのだからという建前は分かりますが、本当に子供達の未来を考えた発言とは思えないわけです。承認されている生ワクチンは何かあった場合に、救済制度が適用されるものの、そもそも何かあってからでは手遅れなわけです。
一方、公費負担適用外の不活化ワクチンですが、ポリオ発症のリスクを回避するた為、現在、自費でありながらもこちらを選択する親御さんが増えてきているという事です。じゃあ、我が息子はというと結論から言って、不活化ワクチンを選択しました。もう随分と前から、このポリオワクチン接種に関心をもっていたのに加えて、旧知の小児科の先生に「不活化がいいですよね。」と言われたのが引き金でした。
テレビ朝日では自費で1回5000円という説明でしたが、我が子の場合は約1万円でしたので病院によって価格は異なります。ただ、ワクチンがある病院を探すのは一苦労でした。
子供の人生を左右しかねない選択の局面を迎える事になるわけですが、
現時点では親御さんは3パターンに分かれます。
1,発症の可能性はあるものの生ワクチン
2,自費だが不活化ワクチン
3,公費負担を見据えて態度保留
1は1で、ごく稀なリスクがあるわけですが、
2013年に公費で負担されるならば、それまで待とうとう3のケ―スは当然予防接種をしない事になります。
これもリスクです。
これでは情報格差がそのまま子供達の未来に直結する構図です。
本当に、この国はそれで大事な次世代の成長を守れる事ができるのでしょうか。
特に少子化の時代。2013年までは子供を生まないいう夫婦が出てきても困るわけです。
いずれにしても、不活化ワクチンに移行していく事が決まっていますが、
これから生まれてくるお子さん達も含めて、明るい将来が待っている環境を作らなければなりませんね。
10月22日
SECRET: 0
PASS:
Twitterで交流している地元の元市議の息子さんも、先日ワクチン接種をしたそうです。
きっとあれこれ考えたことでしょう。
私がもし親なら、やはり自己責任で不活性を選ぶと思います。
また、政府は子宮頸ガンワクチンの接種を推し進めていますが…個人的には疑問に感じます。
不妊のリスクが高く、更に少子化まっしぐら…?
私自身独身子無しですから、少子化の原因の一端を担っているわけで
あまり声高には言えませんが…。
政府が国民を一つの方向に向かわせようと躍起になる時、裏になにかが大抵あると思うんです。
SECRET: 0
PASS:
ご無沙汰してます。
ポリオ予防接種は私も色々調べたので、
よかったらご覧ください。
http://ameblo.jp/reha-no-hari/theme-10036609845.html
ポリオの自然感染は特定の流行地域に大きく偏在しています。
流行地域(ナイジェリア、インド、パキスタン、アフガニスタン)に行く方以外で生ワクチン接種によるリスク/ベネフィットのバランスが優れているとは思えませんね。