こんばんわ。
三連休は如何お過ごしだったでしょうか?
日曜日には柳嶋妙見山法性寺の施餓鬼法要では毎年恒例となっておりますが、集まった檀信徒様に向けて都政報告を兼ねた講話をやらせて頂いております。これは私が都議会議員になる前からであり、毎年毎年旬な話題を届けております。
今年は、日蓮が時の鎌倉幕府に対して奏進した立正安国論とオリンピックについての話となりました。時は正に7月16日、衆院で安保法案が可決されたわけですが、この日付こそ立正安国論が奏進された日であります。当時の日蓮は、先行く日本を危惧し自分としての決意を持って、理想とする社会を幕府に申し入れたのでした。
いつの時代も動いていく。その動いていく時の中で、先を読み時代を切り拓いてく人物が必ずいるという事であり、日蓮も鎌倉の世では全く受け入れられる事無くむしろ非難の嵐でした。ただ、時を経た今、見つめ直してみると日蓮の警鐘は実は有効なものであった側面があるわけです。
いずれにしても、この国立競技場については日本政府として一定の方向性を見出したわけで、あらためて開催都市自治体である東京都はオリンピックの開会式に向けて周辺整備を含めてぬかりの無い準備を進めていくわけです。
恐らく、これから先もメディアや識者、あるいは猪瀬前知事や石原元知事も様々な意見を各所で発信していくでしょう。その時に、舛添都知事や都議会は「我田引水」ではなく「都政視点・都民視点」でベストな選択をしていきます。多くの意見が出たとしても「調和」という日本人の美徳で最善策を遂行していくでしょう。
最近、様々な所で私が述べる事ですが、というより恩師である田中JOC副会長によく指摘されている事ですが、1964年・昭和39年の東京オリンピック開催が決まったのは昭和34年5月西ドイツ。それから5年の月日で見事に10月10日の開会式を迎えました。科学技術が劇的に進歩している現代において、当時の5年と今の5年とでは全く異次元の時間軸であり、誰もが想像出来ない2020年大会が必ずやってくると信じています。
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