21世紀の産業革命の足音が聞こえてきた。

おはようございます。

密かに世界の舞台では第4次産業革命が進みつつあります。
第1次は18世紀の蒸気機関。第2次はフォードに見られる電力を使った大量生産。第3次はコンピュータを活用した生産の自動化です。

ここに、IoTという「モノのインターネット化」革命がおきつつあります。
アメリカではGEがその中心に立ち積極的な新時代への開発を進めており、当然ながらインテルなどのIT企業も全力でその革命に向かっています。

モノ作り大国であるドイツでは「インダストリー4.0」というキーワードの下、大企業が政府と一体となって事を進めているのであります。インダストリーは産業ですから、正に第4次産業革命と謳っているわけです。

では、私達下町の中小企業は関係のかというとそうではありません。
世界の物質文明が大きく進歩して行く中で時代の潮流を抑えながら、自分達のオリジナリティあふれる産業展開をしていかなければならないと考えています。

まず、このIoTですが、何かと言えばモノとモノがインターネットで繋がるというイメージを持てば良いと思います。今まで、人が行ってくれていた事をITが様々な場面でやってくれると考えてみても良いかもしれません。例えば、人が家に帰ってくると電気がつくという事はよくありますが、それに加えて、人の衣類に付いたセンサーとエアコンが即座に連絡を取り合い程よい温度調節をし、外から帰ってきてホコリなどを感知していたら勝手に空気清浄機が作動する。そんな便利な社会が到来しそうです。

で、何かというと、本来のモノ作りに自信を持っている人々にとっては作業の効率化がはかれる可能性も高まるのです。
その時に、生産性を高める以外にも、オンリーワンの技術力を駆使した企業がIoTを活用して販路を拡大する機会も探れるかもしれません。

楽しみな時代がやってきますね。

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