こんばんわ。
いよいよ長かった東京都知事選挙が終わろうとしています。舛添前知事のアメリカ出張、湯河原問題、一連の政治資金疑惑そして都議会総務委員会などなどの都議会の大揺れから始まった都知事選挙。私自身は本当に多くの事を学び、多くの仲間と出会う事が出来ました。期間中、私も都知事戦への思いをブログで書いたら、全国の方にお読み頂き様々なご意見を賜る事となりました。
増田寛也候補。
見方を変えれば「地方政治」のプロなのです。
例えば、プロの弁護士だったら、どんなシチュエーションでも弁護をこなしますよね。その都度、その都度、依頼者の希望に応えるのがプロです。PR会社でも他の仕事でも何でもそうだと思いませんか。
さて、知事選について争点は何だったのか?そして、本当に私達自民党都連の候補者選考はブラックボックスだったのか?振り返ったり、多くの人と話合ったりする間もなく、遂に最終日を迎えました。選挙期間中には、AbemaTVやニコニコ動画において、現在の都政について語る機会もありました。私なりに、世間が問うていたもの、求めているものを都知事選挙の街頭演説先、地元である墨田区内、あるいはネット空間で肌で感じるものはあります。
政治とは、一つの大きな川である。時には支流がいくつも出来たり、支流がなくなったり、また支流が一つになって大きな流れになったりとするものだと政治家の先輩に言われた事があります。今回の選挙では、一緒に戦うと思っていた人が違う陣営にいたり、向こうだろうと思っていた人が同じ陣営にいたり、政策・思想をぶつけあう政治家の世界はこれまた興味深いものであります。
但し、そこで求められるのは「信念」や「筋」「情熱」などです。見ていて分かる人には分かるものであります。少なくとも私は組織論者として、自らの運命に逆らう事無く、この選挙戦を戦ってきました。
今回、この堀さんが大変に「悩み」「悩み」「悩み」抜いて今般の都知事選挙を戦ってきたのは言うまでもありません。1期生が一団となっても出来る事は限られますが堀さんを支えようという空気が醸成されたのです。堀さんにとっては、都知事選がどんな結果であれ「茨の道」が待ち構えているのは言うまでもないですが、私達は「義理」と「人情」と「やせ我慢」という江戸っ子の精神で堀さんを支える事を決めています。
運命に逆らう事無く、運命に導かれ、そして運命として出会った19人の同期生。不肖、私はその中で最年少であります。堀さんに地方議会の「常識」を教えて貰いました。今回の東京都知事選挙に「筋」を通して頑張った一つの要因です。
とにもかくにも、私は「東京都」に正義を持って、「都政」に正義を持って、都議会で仕事をしています。中には、「正義感」が無く自分の都合で動いている方もいるでしょう。幸いにして、私は「正義」を持つ人達ばかりの近くで仕事が出来た事に嬉しく思います。
昨日は、東京都柔道整復師会館にて会合がありました。「精力善用 自他共栄」は嘉納治五郎先生の言葉であります。「精力悪用 自分だけ」にはならぬよう精進していくべし。心に誓い、増田寛也選挙事務所での最後の投稿と致します。
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