東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。
さて、10月22日に迫った投開票の総選挙。政権選択選挙です。東京では雨や寒い日も続き、中々街場が選挙で盛りがっていかない雰囲気を感じています。
安倍内閣が牽引する日本
安倍内閣が2012年に誕生して以来、この国の経済成長は間違いなく続いており、安倍総理や岸田前外務大臣が尽力されて世界における日本のプレゼンスは高まっています。国際情勢においては北朝鮮の動向も気になる中で、日本の平和と安全は誰が守るのかという選挙になるのではないでしょうか。
真実はどこに
一方で、2020年競技大会の成功は必要不可欠です。小池知事は希望の党立ち上げの際に「国に邪魔されていると感じる」旨の発言をされました。しかしながら、安倍総理が大会準備の邪魔をする事も無ければ、邪魔する必要もありません。大会組織員会の森会長も小池知事によっては「悪人」でありますが2019年ラグビーW杯を含めて大会誘致から尽力をされてアジア人の権利を主張し世界の要人と丁々発止をしてきたわけですが、こういう側面は世に伝わらず残念です。
小池知事はこれからフランス出張に行かれますが、選挙投開票日に党首が日本におられないという「選挙特番」的には微妙な展開かと思います。希望の党だけ代表不在で各党開票センターから中継される事になるでしょう。
都政は「リセット」すべき
小池哲学的に行けば、全てをリセットすべきです。都政運営を真の都民ファーストの観点から前に進めるためにはどうしたら良いのか。それは素直になって都議会自民党と積極果敢な政策議論を都議会の場ですべきであると考えています。都民ファーストを中心とする知事与党連合は数の力で議論の機会を奪っていきます。議員提出条例であった受動喫煙防止の観念条例についても、審議時間が短いと主張した自民党の延長を無視して一気に事を進めました。
小池知事の味方はどこにいる?
これは、これから東京都知事案の受動喫煙防止条例が出されて来る事が既定路線の中で、何をそんなに急ぐのか?という純粋な気持ちです。そして、数があれば根拠説明不十分でも条例が出来上がってしまうという前例を作るべきでない。議会の権威を主張した自民党の意見は葬り去られました。このやり方では、必ず小池知事に皺寄せがいきます。
都議選前の6月5日の文教委員会で、小池知事が任命した外部顧問がそれまでの流れを無視する助言をする事で五輪現場が困っている現状に触れる中で私ははっきりと小池知事の正面でこう述べています。
○川松委員 我々自民党とお話をもっとしてくだされば、もっと早く教えることができたんです。だから、知事の周りにいる人たちは、本当に知事の仲間かどうかというのをここで判断していきましょうよ。誰が一緒にオリンピックを成功させようとしているのか。
この思いは変わりません。しかしながら、こういう考えは私だけでなく都庁職員や2020大会関係者のほとんど共通であるなどと発言したりすると、また「しがらみ政治」を復活させるのかというご批判の意見が私の所に沢山届くのです。そもそも、私は常に現実的に効率的な政策提言をしてきたわけですから、しがらみ云々なんていう思いは全く無いのですが中々ご理解頂くのは難しいようですね。
そこで告知です
週明け23日発売のプレジデントに私が素直に思う「小池百合子知事と都議会自民党の関係と未来」についてつらつらと述べておりますので是非ご一読下さいませ。
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