大雨特別警報は極めて危険な状態です。

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

元テレビ朝日アナウンサーという立場から、気象庁の警報の重さについて、情報を1人でも多くの方と共有したいという思いから書かせて頂きます。

「大雨特別警報 命を守る行動を」

本日、鉄道各社の計画運休、各店舗の臨時休業により自宅等の屋内で過ごされている方、あるいは既に避難所へと移動された方が多くいらっしゃるはずと思います。
今、NHKでもひたすら「大雨特別警報 命を守る行動を」とメッセージを出しています。12日午後3時30に大雨特別警報が出されました。

避難は避難所に行く事だけではありません。ガラスから離れるなどの家の中でもより安全の所に移動する事も避難行動です。

あらためて、大雨特別警報について記します、これは1人でも多くの方に広がり、そして認識を深めて今後も避難行動あるいは防災行動に繋げて頂きたい思います。

気象庁のウェブサイトで最新の気象特別警報はこちらをクリックしてください

極めて危険状態

気象庁では、台風や集中豪雨による数十年に一度レベルの大雨が予想される場合、数十年に一度の強度を持つ台風や、それと同程度の温帯低気圧による大雨が予想される場合などに、「大雨特別警報」を出すことにしています。これは警戒レベル5であり、こちらは重大な災害の危険性が著しく高まっている状態で、避難所へ避難したり、(避難することが危険な場合は)家の中の安全な場所に留まるなど、ただちに命を守る行動をとる段階に入っている場合に発令されます。

ここ最近では、8月の令和元年九州北部豪雨の時に福岡、佐賀、長崎の3県に出されていました。一昨年の九州北部豪雨、昨年の西日本豪雨でも出されていました。いずれも大きな被害が出た豪雨です。つまり、災害が大きく出る。あるいは既に消防・行政組織が把握していないが被害が出ている可能性を指しています。

つまり、とてつもなく危険な状態です。

河川についても氾濫危険情報が出ています。東京では荒川や多摩川でも出されていますのでこちらも情報から目が離せません。

この後、12日21時頃に台風の目が東京に接近します。とにかく注意してください。今の雨の様子を見て、そんな心配ないねと電話を私にくれた人がいますが、そんな事はありません。

スタジオと現場の違いガラスから

NHKアナウンサーは冷静に正しい情報を伝えようとしていますが、その基本姿勢は正しいのですが、じゃっかん間違っているのではないかと思う場面・人も見受けられます。テレビの画面で冷静に伝えている状態ではないのが各現場の現状です。気象庁の会見を見ても、担当者は言葉こそ丁寧ですが、かなり興奮・緊張を抑えている状態と私は捉えました。

つまり、数十年に一度の大雨で、大きな被害が出ると予想される状態が今です。もっと声を荒げて避難を伝えるケースも時に必要で、何としてでも危険を多くの人に伝える状態にあります。とにかく、身の安全を守らなければならないというレベルですので、スタジオで悠著にしているアナウンサーの雰囲気とは現場は異なっている事を感じます。

テレビのアナウンサーは「てにをは」などの正確性を求められて常に意識するのが性ですが、有事の際は「てにをは」よりも大切な事があるのです。私に局アナやめているのに何だという声もあるかもしれませんが、あえてココで指摘するのは、今が大変な状態にあるからです。

気象庁は「災害が起きている可能性がある。十分に命を守る行動を。そして普段、災害が起こらないと考えられる場所も警戒が必要。」という趣旨のメッセ―ジを出していますので、本当に注意して下さい。

東日本大震災の教訓から

私が今、出来る限り、この「大雨特別警報」を広めたいと思っているのは東日本大震災の教訓からです。

あの時、防衛庁周辺のシンクタンクにいましたが、地震直後に「大津波警報」がテレビの画面に出ました。私は周囲の人間に「想像できない恐ろしい事が起こる。大津波警報なんて、中々出ない。」と呼び掛けて、ひたすら歩いて自宅に向かいました。数時間後に家についてから見た津波の様子に衝撃を覚えたのです。実際に、「大津波警報」に対して、住民の素早い避難行動が繋がらなかった経験から、実は災害の発生が著しく迫っているときに、警報よりもさらに危機感を伝えて避難を促すため、大雨、暴風、高潮、波浪、大雪、暴風雪の6種類の特別警報の運用が、2013年8月から始まったのです。だから、今は「危機」なのです。

私は、テレビ朝日のアナウンサー時代に報道の先輩から、放送事業者は有事の際に、どれだけ多くの人の命を救い、2次情報3次情報を的確に出し続ける事だと言われてきました。当然、正しい情報をスタジオで丁寧に解説するのは大切ですが、「大津波情報」が出たら、とにかく怒鳴ってでもいいから「逃げて下さい」「大変な事が起こります」を魂の叫びとして発するように言われていたのです。

今は誰もが経験の無い事かもしれませんが、「数十年に一度」という言葉が出た今はどれだけ危険な状況かを共有したくブログやSNSで発信することを決めました。

絶対に川には近づかないように

その意識を共有しましょう。そして、川の増水などは見に行かないようにしてください。

荒川下流河川事務所のライブカメラがあり
ます。こちらをクリックして下さい。

ちなみに午後4時頃から各所を確認してきましたが、既に、テラス部分は浸水しています。ただし、そもそも、こちらは平時の状態でウォーキングや憩いの場などになっていますが、治水の面で出来ている高水敷の部分で、浸水がある事も想定内です。

ただし、その更に陸側の堤防が大切になり、決壊するかというのが緊張感を持って対処していくよう行政各組織は警戒を強めています。

地元の墨田区議会では災害対策支援本部が設置されました。災害対策支援本部員となった藤崎こうき区議会議員から随時情報共有できる体制としています。今、隅田川沿いで生活しているホームレス対策も急務として話し合いました。

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