おはようございます。
ロンドン出張で密に話が出来た人シリーズはこれで最後にします。
ワールドラグビーの現場トップであるブレット・ゴスパー氏。この方、フランス人ですが実業家としても成功、名声を挙げており、今は世界のラグビー発展の為、尽力されています。この時は、都議会ラグビー議連の石毛副会長がフランス語が堪能であり、通訳をして下さいました。
フランス代表は、前回は準優勝でしたが、今回は奮いませんでした。
しかし、創造的なアタックで見るものを魅了するラグビースタイルがシャンパンラグビーと呼ばれています。正にシャンパンの泡が途切れる事なく、次から次へと湧き出るようなアタックを展開するからであります。
フランスラグビー史上では、様々な名選手が生まれており、日本からも吉田義人さんや大畑大介さん、村田亙さんがフランスラグビーに挑戦した事もありました。中でも私が憧れた選手にブランコ選手がいて、シャンパンラグビーを体現した選手でもあります。ゴスパー氏とは、そんな事を話させて頂いていたのですが、彼とは同時期にプレーしていたよとの事。しかも、フレンチバーバリアンズでプレーした事もあったようです。
大部分はフランス語だったのですが、将来的なラグビーを介しての日仏交流について、私が投げかけると、何とゴスパー氏はフランス語だと分からないだろうからと、英語に変えてくれる気遣い。このテーマについては、深い議論になりました。日本とEUあるいはフランスの関係は時として変化します。地政学的な課題だけでなく、大統領の考えにもよります。シラク元大統領のように日本通ばかりでもないでしょう。でも、ラガーマン同士の共通言語は永久不滅です。特に、2019年に日本でラグビーW杯を開催する時には、フランスからも多くの人が来日するはずです。これを機に日本ファンが増えるかとも思います。とても期待が高まります。
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