病児保育の必要性を考える。

おはようございます。

私が「大きな夢」を最近このブログで描いているわけですが、現実的な墨田区の話もというリクエストが何通か届きました。勿論、現在進行中のものも含めて墨田区発展の方策についてもどんどん書いていこうと思っています。

まず、第一に先日の都議会で明らかになった「病児保育」について都内では墨東病院に施設を準備する事柄に触れます。まだ正式な形ではなく、これから東京都と墨田区で設置に向けた準備を進めていく事になります。

墨田区内ではこれまで「病児保育」についての議論はされてきました。その中で、「病後児保育」についての整備は進めています。
この課程でも様々な意見があり、「やはり幼児が具合が悪くなったら親が抱きしめて看てあげる」のが重要であるという考えが保守層の中にあったのは事実です。ところが、社会情勢が目まぐるしく変化していく中で、続く貧困時代において「それでも働かなければいけないお母さん」をどう助けるかという社会保障の観点からも「病児保育」を論ずる方もおります。

これはどちらも正しい理論です。
記憶が薄れがちになりますが、川崎市の中学生リンチ殺害事件では被害者の母親は子供が起きる前から家を出て、寝た後に帰る。それでも、生活苦が続く。働いても働いても生活が向上しないという背景を持っていました。この時に、健康社会学者の河合薫さんが世に「シングルマザーのワークライフバランス」を投げ掛け、私もこの社会問題に取り組んでいるところです。

墨田区で実際に日々の「病児保育」ニーズがどれくらいあるのかは分かりません。それだけに、今回、墨東病院内の敷地における「病児保育」施設において、ある意味においては先行的というか実験的という形で施設整備をしていくという事は墨田区にとっても負担も軽減される中でスタートしていくんだろうと思われます。

新たな事業ですから、まだ議論や調査研究の必要性があります。
先日の墨田区議会の自民党会派と都議会議員の意見交換会でも話題のアジェンダの一つになりました。週末には、山本区長とも軽く意見交換させて頂きました。

現実的な問題として悩まれているお母さん方もいらっしゃるのは事実です。
区民サービスの向上、都民サービスの向上に向けて今日も頑張ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です