東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。
議員連盟はどうなるか
先週から今週にかけて東京都議会オリンピック・パラリンピック成功議連(オリパラ議連)についてちょっとした動きがありました。そもそも、オリパラ議連は前期で解散をせずに都議選後の今期へも引き継ぐ事が決まっていた議員連盟でした。
公的な議連を目指して
しかしながら、会長を務められた川井しげお氏は落選となっ為、議連の会長職は都議会議員の任期であった7月22日を以って自動失職となり空席となていたのです。そこで、副会長4名(自民党2名、都民F1名、公明1名)が今期に向けて協議に入っていました。そもそも超党派で構成される東京都議会○○議員連盟は超党派だからこそ、公務員である議会局職員が事務補助の出来る議連として認定されます。もし、認定されないと公務員が特定の政党・会派の活動に肩入れする事になり大問題となってしまうのです。
肩透かしされた自民党
そこで、自民党の高島副会長と都民Fの石毛副会長が協議をして8月30日の時点で補正予算を審議している臨時会が終わるまではどういう議会になるか分からないので9月6・7日に議連を開催することで合意に至っておりました。ところが、9月1日夕刻になって、突如、公明党の中嶋副会長から高島副会長に「石毛副会長が週明けの4日に議連役員会を開くというので、石毛・中嶋の連盟での役員会開催通知を出す」という一方的な連絡がありました。これには、既に約束していた日程もあり、これまでの交渉は何だったのかと話をするものの平行線のままでした。
石毛議員個人の携帯番号
普段は議連開催通知は議会局から各議員宛に案内が発送されるのですが、誰も知らない間に石毛副会長が都議会議事堂の自民党受付に一方的に置いていかれた案内で、しかも9月1日の皆が帰っている時間でしたので自民党の山崎事務局長含む3名の議連役員には案内さえも届かない中で4日を迎えることになったのです。そもそも、前述の通り、超党派で構成され公務員がサポート出来る言わば公的な議連の開催通知は議会局から出されます。したがって、問い合わせ先も議会局です。しかし、今回は問い合わせ先は石毛副会長の携帯電話であり、返信先は都民ファーストのFAX番号といういかにも公的を装った私的な会合でありました。
私的な会合
私達は私的なものとしか捉えていない役員会では翌日に総会を開く事を決定し、マスコミにも知らせず、私的な会ですから通常なら都庁全庁に流れる議員連盟開催の庁内放送も無い中で秘密裡に「議連」が開催されたのです。
自民党側は勝手に悪者にされている?
今回の件で私達の主張は、「自民党は議員連盟の会長職には拘っていない」「議員連盟開催を先延ばしにしているのではない」「公的なものにするために議会局職員がすんなりと携われるプロセスを求めていた」これに尽きます。現に4日の開催と6日の開催で何が違うのか?公務員が関われない私的なものにしてまで急いだ理由は何なのか?全く理解出来ません。
役員会から先は不明
この経緯を丁寧にご説明申し上げたにも関わらず、NHKに「自民党は「総会開催の手続きに問題がある」などとして欠席しました。」と報じられたのは残念です。私達は役員会について手続きを踏んでいない旨は話しましたが、総会案内については誰の手元にもありません。これでは自民党が足を引っ張っているかのような印象です。
さて、2020年まで時間は限られているのに、一つにまとまれないの正直マズいです。繰り返しますが、自民党側は知らない間に開かれた議連総会には参加のしようが無かったのです。事態打開の為、石毛議員の連絡を待っています。
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