「ようじ混入動画」事件に触れて、洛陽の紙価を高めたいと思う。

おはようございます。

先週末にかけて、「ようじ混入動画」事件について多くのマスコミが騒ぎ、きっちりと警察は19歳の少年を逮捕しました。

最初から、一体この首謀者は何を目的としているのか。色々と考えていたわけです。
どんな事をやっても日本の捜査機関が逃れられると考えていたフシも腹立たしく思うと同時に、日頃からニュース等も見ていないかなと思うんですね。

最近で言えば、PC遠隔操作事件もきっちりと犯人は逮捕されたし、指名手配で言えばオウムの最後の逃亡犯も防犯カメラの綿密な解析や市民情報で逮捕され、リンゼイさん殺害事件でも整形手術を繰り返しても最後は捕まったわけです。

にも関わらず、国民をいたずらに不安にさせて、このような展開に持ち込んだあさはかな行為を許せないと報道以来思っておりました。

you tube サイトにアップされた動画の視聴者数が多かった事に満足だったのか?本当に逃げ切れると思っていたのか、これから明らかになるでしょう。しかし、文明が進み情報発信ツールが誰もが気軽に触れられるようになると、こんな事が起きてしまう現代に何が処方箋なのか考えるのは政治の使命ではないでしょうが。

公明党都議会議員の木内良明先生は私の小・中・高の先輩でありますが紙媒体に触れる際に、「洛陽の紙価を高める」という言葉をご披露されます。これは、その昔に古代中国で本が出された際に、これを書き写すために洛陽という町に流通する紙の値段が高くなる。これは著者の名声を高めるんだという事で、世間の教養が高まる時は紙価が高くなるもんだと理解する事もできるわけです。

つまり、今こそデジタル社会に紙価をどう高めていくべきか。考えるとキリがありません。
現代社会でデジタルを否定する事はナンセンスであり、私も生活出来なくなってしまうでしょう。だからこそ、今、私達は後生に文明を残す為、これはこれで命がけで取り組まねばならぬと思う今日この頃です。

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