小池知事、音喜多都議は議会を軽視しているのか!?

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

 

私のブログに賛否多数・・・

さて、先般、私が記した「小池都政は結婚希望者を喰いものにするのだろうか!? 」の記事に対して様々な意見が寄せられています。私は結婚希望者のサポートのあり方については問うてますが、婚活支援動画そのものを否定しているわけではありません。そもそも、私も映像の世界にいたものですから動画のクオリティ、センスは一面的に評価できないという事を分かっており、そこは文句を言っていません。

 

音喜多都議が要約

さて、その様々な評価の中で、音喜多都議には丁寧に文脈を読み解いて頂いて私の主張をまとめて下さいました。

LGBT等の対応部署が新設される一方、小池知事主導の「婚活動画」には議場から怒号。都の支援のあり方はどうあるべきか?

その中で、

「川松都議の長文を私なりに要約すると、行政が「ビジネス新興」を目的に一部の事業者を恣意的に支援しているのでは?という懸念を示されているようです。

これは「民業圧迫につながる」として、婚活支援への税投入に否定的な私の見解とも一部重なります。

ただまあ、小池知事の今回の答弁には、そこまで深い意図も思惑もなかったように個人的には思うところです。

 

私がビジネスモデルはおかしいでしょと感じている事は正しいとして、後段の小池知事には深い意図も思惑もなかったという表現にはいささか違和感があります。

 

これは議会軽視だ!?

私は小池知事のプライベートで語られた講演の文言を取り上げているのではないのです。あくまでも東京都議会の本会議場における知事の発言を取り上げているのです。この本会議上の発言に「深い意図も思惑もない」ことを良しとするならば、はっきり言って東京都議会は何のためにあるのかという根本的な問いにぶつかるわけです。これはあまりにも議会を軽視しているとしか思えません。

 

実は昨日、東京都議会には平成30年度の予算特別委員会が設置されました。その中で、各会派の総質疑時間が以下のように決定しています。

都民ファースト 8時間33分

公 明 党   4時間 7分

自 民 党   3時間37分

日本共産党   2時間38分

民進・立憲      40分

かがやけ       40分

 

ここで注目すべきは、公明党と自民党は議員数がともに23名で同じながら質問時間が異なります。自民党が30分少ないわけです。これは自民党が少数会派に発言の権利を譲った為であり協議の末で出てきた話です。この事で結果として、かがやけに40分が割り振られました。予算特別委員になった音喜多都議にはきっちりと40分の時間を使って小池都政に迫って頂きたいと思います。

 

深い意図と思惑はどこへ

音喜多都議自身のブログ表現が「議会軽視という事ではない」「深い意図も思惑もない」のであるならば、ご自身の質問に対して小池知事が「深い意図も思惑もない」答弁をしてきた時にしっかりと追及をして欲しいと思います。もし、そうなれば私も委員に任命されましたから、音喜多都議の追及を応援する立場になろうかと思います。

 

今回は私も自民党を代表して一問一答方式の予算特別委員会の質疑に立ちます。本日のお昼までに質問通告です。

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