こんにちは。
このブログでも注目をしている民主党代表選挙。ついに人気者とされる前原誠司前外務大臣が出馬にを決め終盤戦を迎えます。これにより、大本命とまで冠がついていた野田佳彦氏が失速し、他の候補者達も作戦が変わってきました。
私は6月のブログで毛利家に伝わる「三本の矢」と民主党を重ね合わせました。トロイカと言われる小沢一郎氏、鳩山由紀夫氏、菅総理の三本が安泰な限り民主党は折れないだろう!?と呟いておりました。トロイカ体制と言われています。
最終的にペテン師と揶揄した鳩山氏と菅総理の距離がどこまで縮まったか分かりませんが、少なくとも小鳩グループを軸に新総理が選出されそうです。この流れだと、私の期待する民社協会も望み薄かもしれません。
ここなんですね。政策で負けたわけではなく前哨戦、世論の雰囲気、数のそろばん勘定で風を読んでしまう。それで選ばれたリーダーにこの日本の歴史上圧倒的に難しい難局を乗り越える事ができるのでしょうか。
私は自分の経験から言うのですが、墨田区区長選挙も数のそろばん勘定は大きな流れを作りました。当然、私には組織が付いていないわけですから現職をはじめベテランの経験者相手に誰がどう読んでも下馬評は不利でした。しかし、経済が厳しい状況、日本の道統が重要視されていない状況、ましてや下町全体のムード低下に歯止めをかけたいと最終的に手を挙げ、出来る事ならば政策論争が盛り上がる世論を作れないかと模索しながら選挙戦を戦いました。
実際には大きな流れは変えられませんでした。街で様々な方に言われた非現職候補の一本化という事も私は頭にありませんでしたし、人事の空手形で味方を付けるという戦術もありませんでした。隅だ区長としての政策遂行上、足枷となってしまうような選択は排除しようという陣営の純粋な思いがありました。
話は代表選挙に戻します。私の区長選挙は乱立となりましたが、この終盤で候補者が絞られるという話も出ています。気になっていた、野田・樽床・前原の松下政経塾同門対決、海江田・小沢鋭仁の鳩山グループ対決、鹿野氏の応援団にいる生方氏が反小沢の急先鋒だったりと複雑に人間関係が絡み合っています。小沢元代表がどのような選択をするか代表選出まで目が離せません。第8の独自候補を擁立かという説も。
そこで一つの可能性として鳩山グループには海江田・小沢だけでなく樽床さらには民社協会が深くコミットしています。そうなってくると鳩山氏が中心になって候補者一本化の調整に入ると最後に民社協会から第8の候補が誕生する可能性も排除できません。所属議員で過半数を取れば勝ちですから、その辺りは百戦錬磨の小沢元代表の頭ではシミュレーションがなされているでしょう。
世間では、また親小沢か挙党一致かとなりそうですが、議員票だけ見れば菅総理と小沢氏との一騎討ちはでは206VS200で菅総理が勝ちました。つまり候補者一本化だったり、決選投票だったりと展開は読めませんが小鳩が付かなくても勝てる可能性は十分にあります。
だからと言って結論が出ないわけですから、明治維新の志士達が国難を乗り越えて新時代を築き英雄と後生に称えられるまでには、想像も出来ない程の苦労があっとはずです。今、私達は日本国のリーダーとともに明日を切り開いていかなければなりません。代表選挙に投票権はありませんが世論として意見は出せます。皆さんは誰と難局を乗り越えたいでしょうか?
民主党、自民党、公明党、みんなの党、共産党、社民党、たちあがれ日本など色々と国会議員を出しておりますが。
8月26日
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