おはようございます。
ここ最近、何かとメディアを騒がせていた埼玉県朝霞の公務員宿舎建設問題。衆院予算委員会で自民党・塩崎元官房長官の鋭い指摘もありテレビでも大きく取り上げられておりました。
そもそも、民主党政権の事業仕分けで「凍結」とされたものが、
「凍結」≠「廃止」として気付けば「解凍」されていたという問題です。
それなのに週が明けたら野田総理自ら現地へ赴き再度の「凍結」を検討というニュースがありました。気を付けなくてはいけない点が。
野田総理の新たな判断には三つの選択肢があること。
「継続」
「再凍結」
「廃止」
もし仮に「廃止」となれば本当に国民の声を聞いた力強い決断となるでしょう。ところが「再凍結」となれば、実は「再解凍」の可能性を含むことを認識しなくてはいけません。そして、「継続」となれば一つの判断を遂行し続ける点ではコロコロ変わるよりは綺麗に見えます。
さて、ここで考えます。
そもそも事業仕分けという民主党政権の目玉であった事業に「凍結」≠「廃止」というロジックが含まれていた事をどれだけの方が知っていたのかは甚だ疑問です。そもそもオープンな場で最大限アピールしながらやっていた事業仕分けで「凍結」とされたものが、大々的なアピールが無いひっそりとした作業の中で「凍結解除」という決定がなされていた事です。端から見ていると枝野氏や蓮舫氏のパフォーマンスが只の独り相撲となる面目丸潰れです。
更に、もし今回「再凍結」となれば衆院予算委員会で一生懸命にNHK時代を引き合いに出して事業の必要性を訴えた安住財務大臣の面目丸潰れです。
これでは、内閣不一致と言われた菅政権と何ら変わりません。あの梯子を外され続けた海江田万里氏からのケーススタディは無いのでしょうか。これだったら、内角として一本の筋が通る事の重要性を感じ泰山より重い発言を目指した海江田総理の方が良かったのではと思わずにはいられません。
野田政権は生まれ変わった民主党政権。信念を貫き鴻毛より軽い発言とはきっぱり縁を切って、今の世間、メディアに批判されようが国家百年の計において正しいと思う泰山より重い総理の行動を願います。
今は復興もある。欧州から押し寄せる経済不安の波もある。いつまでも、泥の中でチョロチョロするどじょうでは太刀打ち出来ません。どじょうから始まって、どんどん進化する成長魚が今の日本には必要です。小泉総理も最初から国民絶賛の大宰相ではありませんでした。「変人」だったのです。
10月3日
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結果的に月曜日に凍結となりました。
皆さんが何を思うかです。
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読んで、何だか
とってもスカッとしました!