都議が見たリオ五輪ver3「文化事業」。

②日目

朝9時半にホテルを出発してセントロ地区へ。ここはオリンピック開催を契機に再開発を行ったエリア。注目はLRT。三井物産が整備して来たらしいが、まだ新しい乗り物の為、地元のお巡りさんがLRTをバイクで先導して入線。行った日が土曜日だったからか超満員。2駅間乗車した。

 

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さて、この日の午前中メインはこの地区にあるパソ・インペリアル建物で実施される東京都が行う展示イベント。実は東京都とアーツカウンシル東京では2020大会の文化プログラムの先導的役割を果たすリーディングプロジェクトを平成27年度から実施してきた。そして、28年度は世界中の注目が集まるリオ大会期間に3つのプログラムを開催したのだ。

 

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1、東京キャラバン

2、TURN

3、TOHOKU&TOKYO in RIO である。

 

このうち、3については前日のジャパンはハウスで展開されていたものである。

 

午前中はTURNの視察。東京芸術大学の日比野学部長観衆の下、参加アーティスト達が本当に思いを込めてプログラムに参加しており、このTURNの企画に賛同頂いたサンパウロの高齢者福祉施設や障害者施設では大きな発見があったとの事でした。特に、施設に住み込んで作品を作り上げたアーティストは最初は違和感もあったが、徐々に打ち解けて、出身地や障害の有無を問わず、数々のコミュニケーションから新しい発見があって、今後に繋げていきたい要素が浮かび上がってきたという。

 

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私自身も各作品と向き合う事で、日系1世の思いや施設利用者が作品を通して発するメッセージを感じ取り、この事業は広く都民の皆様に知って頂き、文化事業という枠を超えて、例えば教育関係、福祉関係などと都庁舎内で言えば所管局を横断してでも事業を加速させて東京文化プログロムのレガシーとして未来に残していくべきと考えている。

 

さて、このTURNですが10月21日〜23日の日程で開催される六本木アートナイト2016において「TURN in BRAZIL」として展示される。本当に多くの人に足を運んで頂きたい。

 

今も、このTURNの継続性について役所の皆さんとディスカッションしたわけだが、更なる可能性があり特に皆さんに応援して頂きたい。

 

 おまけに文化プログラムを見ている様子が日本では放送されていたとのこと。

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