【百条委員会ゴールは?】都議会の権威を意識して。

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

 

「問題あり」か「問題なし」か

百条委員会はゴールが「告発」です。最終的に委員会において「偽証認定」→「告発」となるのか。「問題無し」となるのか。百条委員会メンバーの良識が問われる事になりそうです。

 

議会の総意としての百条委員会

私自身は、そもそも、百条委員会設置には最後の最後まで反対していました。過去にも書いてあります。(   動き出す都議会”百条委員会”–複雑な思いで迎える– )つまり、私自身として東京都と東京ガスとの交渉過程をチェックした際に、法規的に間違った手続きの形跡が無いので、一体どうするんだ?という思いからでした。しかしながら、共産党を含む知事与党連合と自民党との交渉の結果、議会の総意として設置が決まったのでした。

 

都政の権威を意識して

メディアを含めて、世間をこれだけ巻き込んだ百条委員会。しかも24人という証人を議会へお呼びし大騒ぎした結果、片八百長的なのかどうか分かりませんが、一方的な先入観と決めつけによる「偽証認定」では権威ある都議会の恥部が増えるだけになります。

先日の帰っちゃった騒動( 【前代未聞】休憩中に議員が帰って都議会混乱中。 )や私の動議さえ通らない( 【ちょっと変だ!?】今の都議会の現状。 )という現況で、都政の劣化を危惧するのは私だけではないはずです。

 

悪しき前例は作らずに

とは言え、20人以上に尋問をしても、小池知事の市場問題解決への総合的な判断に資するような情報が入手できたかというと、これもまた疑問が残るわけです。問題点を絞って、議論をしてこなかったしわ寄せがきているのではないでしょうか。何故にこんなにも証人をお招きする必要があったのか?など、二度と都議会で中途半端な審議がされない為にも検証しておく必要があると考えます。

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