利休七則

政治

千利休から考える政治家のあり方

今日は千利休です。
有名な利休七則に没頭していた時期があり、今、あらためて噛み締めているところです。

1. 茶は服のよきように
2. 炭は湯の沸くように
3. 夏は涼しく冬暖かに
4. 花は野にあるように
5. 刻限は早めに
6. 降らずとも雨の用意
7. 相客に心せよ

1、茶は服のよきように
これは幼少期の石田三成が豊臣秀吉に出した三献茶が分かりやすいです。
1杯目は、鷹狩りの帰りだったので大きめの茶碗にぬるめのお茶を。これだとガブガブ飲めますよね。
2杯目は、1杯目よりも小ぶりな茶碗に少し熱めにして。
3杯目は、高価な茶碗に熱々で。

つまり、相手の求めるものからベストを考えると言う事ですよね。自分勝手な都合ばかりでなく、相手が「何を求めているか」をよく考えて内容を変えていく、今のコロナ対応で政治・行政に欠けてる要素だと考えています。

2. 炭は湯の沸くように
湯を沸かせる際に、最初の炭の置き方など準備の大切を教えています。お茶を点てるお湯というは、水を釜に注いで、炭を使って沸かしていきます。この事前の準備は客人からは見えないものですが、重要なポイントです。ここが疎かになると、うまくお茶に泡が立たないのです。