海老蔵と菊五郎、未来の團菊に因縁を感じた日。

こんばんわ。

2月27日のテレビを見ていると朝方は尾上菊之助さんと中村吉衛門さん四女との結婚式。

午後は市川團十郎さんの本葬が中継でリポートされて、海老蔵さんのご挨拶に胸を打たれました。

私は歌舞伎の事はテレビ朝日在籍時代に少しかじった程度の勉強しかしていないが、ちょっと別角度から今日のブログを書こうと思っています。

さて、尾上菊之助さんは神田明神で結婚式を挙げておりました。芸能人が神田明神でするのは初めてで、お神輿が出たりと人出も多く賑やかな式でした。

そして、少し前を思い出して頂きたいのですが、市川海老蔵さんと小林麻央さんの結婚式と言えば成田山新勝寺です。

この関連性を考えた時に、「面白いなあ」と感じたのは私だけではないはずです。

実は、神田明神は大黒様、恵比寿様、平将門を祀ってあるわけですが注目は平将門です。将門は935年に「平将門の乱」で知られ、東国に武家政権樹立を目指しましたが最後は朝廷側に敗れ戦死しました。その後、神田明神に祀られるのですが、公式ウェブサイトを見てみると。

天慶の乱で活躍された平将門公を葬った墳墓(将門塚)周辺で天変地異が頻発し、それが将門公の御神威として人々を恐れさせたため、時宗の遊行僧・真教上人が手厚く御霊をお慰めして、さらに延慶2年(1309)当社に奉祀いたしました。(http://www.kandamyoujin.or.jp/profile/rekishi.html)

一方、成田山新勝寺の縁起を記しますと、

そもそもは「平将門の乱」制定の為に、朱雀天皇が東国に派遣した寛朝大僧正が将門の乱平定祈願を行ったのが成田山開山の縁起であります。(公式ウェブ参照http://www.naritasan.or.jp/about/hajimari.htm)

しかも方位を見てみますと、

神田明神は成田山から見て西南、成田山は神田明神から見て北東に位置しています。

つまり、鬼門裏鬼門の関係です。

神田明神は江戸の総鎮守であり、成田山も古くから江戸っ子の信仰が篤く深川に東京別院も生まれました。

それが現代に至るまでの間、様々な歴史を経験し、

この度、正に歌舞伎界のプリンス二人にご縁あることを思いますと、正に因縁生起を感じます。

余談ではありますが、上記の背景から見ますと、團十郎さんが遺したとみられる辞世の句。

「色は空 空は色との時なき世へ」は、「イロはソラ ソラはイロとの ときなきよへ」と読むのが普通でしょうが「シキはクウ クウはシキとの ときなきよへ」と読みたくなります。

それは成田山の宗派宗祖である弘法大師が「般若心経秘鍵」という名著を書かれているから「色即是空 空即是色」という般若心経を連想してしまうからです。

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