LCC 戦争。空の旅は戦国時代突入へ。

こんばんわ。

さて、日本航空カンタス航空三菱商事の3社がLLC(格安航空会社)ジェットスター・ジャパンを設立するというニュースが昨日届きました。しかも同社は価格最低保証という家電量販店で聞くような用語が紙面を賑わせていました。空の値下げ戦争は激しくなるばかりです。

日本国内で同社はLCCとして3社目になります。全日空が出資するピーチエア。既にマレーシアをホームでアジア各地を結ぶエアアジアと全日空が設立する新会社エアアジア・ジャパンに次ぐ3社目となります。

私はカンタス航空が母体のジェットスターに乗って成田からゴールドコーストへ行った事があります。特別に不都合な事は感じませんでした。そもそも、飛行機では読書だったり文章を機器で書くのが常な私は必要最小限のサービスでいいと思うたちです。航空会社に求める事は、目的地へ安全に運んで頂く事であると思っているので気にならないのです。欲しいと思うサービスは欲しいと思う人がお金を出すでいいのでは。最近は仕事終わりで出発の夜便が増えています。機内では寝て目的地に朝着くというスケジュールの中で、サービスの度に「would you like to eat or not?」と起こされたくない人もいるでしょう。

ただ、私はゴールドコーストで1泊してシドニーへ向かう際に少し失敗した事があります。成田→ゴールドコースト→シドニーという経由便の後半区間に乗るという便だったのですが、その為、搭乗便は国内線ではなく国際線のカテゴリーだったんですね。そこで誤算が生まれました。国際線の為、シャンプーだとか液体を機内に持ち込めない事をGCの搭乗手続きで気付いたのです。

「えぇー!!」随分料金が安いなとチケット予約の時に思っていたのですが、これは預ける荷物が無い人の料金でした。確かに、料金設定の中で「荷物あり」というプランもあったのですが、国内線と思い込んでいた私は迷わず「荷物なし」プランを選択しました。手荷物の中に液体を入れちゃってたんですね。その時点で私の選択肢は二つ。荷物分の追加料金を払うか、液体物を全部捨てるかでした。当然、追加料金を払う事に。これがとっても高かったんですね。安いには理由があるという事を知った次第です。

LCCはうまく使いこなす事で、旅の幅が広がると思います。しかし、色々と注意点は留意して下さいね。

ちなみに、エアアジアには現在日本人パイロットが2名だという事を聞いた事がありますが、私はエアアジアのCEOトニー・フェルナンデス氏に注目しています。過去にヴァージン・アトランティック航空で働いた経験もありヴァージングループ総帥リチャード・ブランソン氏に重なって見える部分があります。私はトニー氏をアジアの虎と呼んでいます。インド人の父を持つ彼がこの先、アジアの未来をどのように切り拓いていくのだろうかと期待しているのです。既に、日本にはエアアジアXというLCCが就航しています。日本企業も負けずに空の戦いを制して欲しいです。

川松真一朗の「日に日に新たに!!」-IMG00231-20110817-2309.jpg

8月17日

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