民泊問題を考える。

おはようございます。

昨日は東京都内でホテルや旅館を経営される皆様の賀詞交換会に出席しました。
ここでは昨年から議論がなされてきている「民泊」について種々の意見が出ています。

私自身も、このテーマには幾度と直面して参りました。
外国人観光客増加によって、都内のホテルは空室不足が叫ばれています。
だからと言って、無条件で各人の住宅を一時的になりでも、お客さんに貸せますよとなると、衛生面、あるいはテロ対策含めた安全面などの不安材料が列挙されてきます。

勿論、私は諸外国での民泊経験があり、部屋の広さや居住感覚の異なる日本流のカスタマイズがどうなされていくのか注視し続けて来た問題です。
第一に、例えばマンションのある一室のオーナーが民泊に踏み切った場合に、ある日突然で、マンションの風景が変わる事もあるようです。
地方出張でビジネスホテルに泊まると、ランドリールームを占拠している外国人なども見かけます。ホテルでさえ、そんな状態であるのに、どうやってマンション内で管理を出来るのか心配です。

但し、私が完全に「民泊」を反対しているのではありません。
何かしらのルールをしっかり作り、目的を明確にした上で進めていくテーマであると考えています。
下町の民家でしか出来ない経験も沢山あります。それを通じて、日本・下町好きが世界に増えていくならば喜ばしいことです。

とは言え、共存共栄、自他共栄の精神で、皆が気持ちよく安全・安心で過ごしていかねばならないわけです。
世界に輝く都市・東京は色々な意味で美しい都市でなければなりません。

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