横綱の猫だましは無しか?有りか?

おはようございます。

昨日は下水道局について書きましたが、明日の午後1時からの委員会で質疑させて頂く予定になっています。
さて、現在、福岡で大相撲九州場所が開催中でありますが、横綱・白鵬が猫だましをした事で記事になっています。
猫だましとは、相手の顔の前でパンと手を打って、相手がひるんだ隙に一気に懐へ潜り込み攻め込む小技で、私も舞の海秀平さんの猫だましを真似してよく相撲遊びではやっていました。
格下の者が格上の者に挑む際の奇襲攻撃の類であるが故に、横綱相撲にはふさわしくないと思っている方が多いかもしれません。
私は双葉山求道録を研究し、後の先を究めるべく相撲道に精進してこられた白鵬関だからこそ、何かの考えがあっての事であろうと信じています。
後の先とは、相手が先に動いているけど、攻撃は自分が先に仕掛けていたというもの。明らかに猫だましは逆行しています。
朝青龍が一人横綱として、心身を削り土俵を支えてきた中で、追いつけ追い越せで、横綱となり朝白時代とも呼ばれた時代を築いた白鵬関もだいぶ蓄積した疲労感はあるはずです。
駆け抜けた時代、大関には千代大海、魁皇、琴光喜、琴欧洲などがいて、モンゴルの後輩である安馬などがしのぎを削ってきました。
朝青龍引退後は、一人横綱時代を支え今の群雄割拠時代においても先頭を走るという心技体、品格を重んじる相撲道においてボロボロになっているはずです。だからこそ、新たな境地を見出す為の猫だましであったと信じたいのです。
賛否両論、色々あるでしょう。しかし、結果が全てであります。今場所、残りわずかな白鵬関の相撲内容に注目しています。

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