後藤健二さんのお話を聞いて。

おはようございます。

昨日、文化放送•大竹まことさんのゴールデンラジオのオープニングで9月に出演された際の後藤さんの話が再放送されました。

後藤さんの話では、あくまで兵隊でなくスパイでない純粋なジャーリストだから手荒な事はされないんだという趣旨の話をされておりました。アルカイダ系組織を含めて過去に何度か拘束の経験があるようです。現地コーディネーターがサポートしてくれるから中身のある取材が出来るとも。その中で、今の中東情勢の背景も開設されており大変なご活躍だなと感じておりました。

私もメディアにいた人間として、時に危険と感じながらも最前線で情報を収集し多くの人に現実を伝えたいという記者魂はメディア人ならば誰もが持っているものでしょう。

例えば、雲仙普賢岳の取材で命を落とされた先輩、リビアで事故死した先輩と身近な例もあるわけですが、私もどちらかというと取材先ではとことん突っ込むタイプで、海外の経験はありませんが国内でも過去にボディガードを付けて取材した経験もあります。

なぜ、そこまでするのか?一人一人考えは違うでしょう。後藤さんが文化放送で語っていたのは、僕が行くのは戦争地帯の一歩手前。そこの難民や貧困を人々に伝えたいという事。

初期のイスラム時代を考え、改革を重ねて回帰していくという主義思想のグループと、異なった文化価値の中で生活している私たちとの間で、今、何を考えていくのかをジックリと判断すべき時代を迎えているのでしょう。

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