嚙むことは生きること。

おはようございます。

先週は、歯科医師会の方とよく意見交換を致しました。
私が日本大学の出身であり、現在の大塚学長はじめ多くの歯学部・松戸歯学部の先生方と勉強を続けてきました。また親友が日本歯科大学にいたり、あるいは変わった所では日大の体育会ラグビー部を卒業した後に、日本歯科大学に入り直した強者も後輩にいます。

今の日本歯科医師会の大久保満男会長も日本大学OBであります。

少し前には、日本咀嚼学会のシンポジウムに司会者として参加しましたし、各学会には縁がある限り顔を出すようにしています。

例えば、「噛む事は生きる事」というテーマがあります。生まれてきた赤ちゃんは当然自分で噛むことは出来ません。親が工夫をこらしてご飯を作ってあげます。徐々に歯が生えて肉を噛むなどのトレーニングを重ねて自分で食す事が出来るようになるのです。

一方、介護という場面では、赤ちゃんの時と同様に口に食事を運ぶわけです。噛むという動作が、自ら体に栄養を取り入れる動作の最たる例であり、健康寿命を伸ばす一つの策は「噛める」年齢を伸ばす事になります。

小さい頃から私達は「よく噛んで食べましょう」と教育を受けてきたわけですが、これは先人達の知恵であったように思います。是非、これまであまり噛まないタイプの方はこれを機によく噛む習慣を身につけて下さい。

自分で噛める=健康ともいえるわけです。
私は「手紙」という樋口了一さんの歌をどうしても全国の方に知って頂きたく、本を出版された角川書店の方達とミーティングを重ねてワイド!スクランブルで紹介し、大きな反響を頂いた経験があります。

この歌は親の介護を通して、生きる事を考えた作詞者の思いが表現されています。詳しくは歌詞を読んで頂きたいわけですが、子育てを経験して自分が親にいかに愛情を注がれてきたのかを感じ、更に自分が赤ちゃんの頃に親に面倒を見て貰ったように、今度は自分が親に赤ちゃんの頃の感謝を胸に介護という場面で御礼をしていくというシチュエーションが描かれています。

「噛む」という動作をいかに継続できるか、これは先日も書いた健康寿命を伸ばし、活力ある長寿社会を築く一因となるだろうとも考えます。

今日から、都議会は平成26年度第1回定例会がスタート。

舛添知事が初めて議会で発言です。

2月26日

3 件のコメント

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    ひと通り目を通させて頂きました~!記事に好感が持てます!(偉そうですみませんw)私のアメブロにも遊びに来て欲しいです(・ω<)

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